【相談事例】心配事があるとすぐに睡眠に響く 30代女性Kさん 事務職の例

睡眠

こんにちは!かずまです。

今回は、今までと変わって、

私が睡眠相談を受けてきた事例を交えて

解説していくことで、

同じような立場の人の役に立てればと、

相談事例を元に、睡眠改善のヒントを

解説していきます。

クライアント紹介

  • 30代女性。事務職。独身。
  • 睡眠不調が昔からある。
  • ストレスや心配事があると、すぐに睡眠に響く
  • 就寝時間は22:30~起床7:00(8時間半)
  • 会社員 事務・PC作業が多い。
  • 自分でも睡眠改善しようとヨガ、アロマ等
    試してはいるが、うまくいかない。

困っていること・改善したいこと

  • 寝付きが悪く、すぐに眠れるようになりたい。
  • 朝起きたときにスッキリとして疲れがなく
    起きられるようになりたい。
  • 睡眠途中で目が覚めてしまうことを改善したい

どれも非常に悩ましい問題かと思います。

寝付きが悪く、寝床に入っても中々眠れない。

寝付いても途中で起きてしまう。

朝起きても疲れている。

こんな感じだと、朝から活力を持って

行動ができないですよね。

どうにか改善してあげたい!という

気持ちになりました。

クライアント様の状況把握

相談フォームを拝見すると、

以下のようなことが判明しました。

  • 寝床に入って30分以上寝付けない日が1週間で半分
  • 深夜に目が覚めてしまい、それからなかなか寝付けない。
  • 電気を点けっぱなしで寝ている。
  • 途中で起きてしまった場合はスマホで漫画を見ている。

Kさんは、寝床に入って30分以上寝付けない日が

週の半分もあり、寝付きの問題に悩んでいることが

わかりました。

そして、お話を伺っている中で、2:00頃に

目が覚めてしまい、それから中途覚醒が

続いてしまうということも明らかになりました。

更にご質問をしていく中で、

寝室の睡眠環境について、

電気を消すと不安なので、

電気をこうこうと点けて

寝ていることもわかりました。

スマホで動画を見ていることについて、

中途覚醒後にリラックスのために見ていて、

それを見てから再入眠しているとのことでした。

日中7000歩くらいは歩いており、運動量的には

そこまで問題は見受けられず、寝付きと中途覚醒の

問題が改善すれば、満足な睡眠が取れるようになるな。

と思いました。

所見&分析

私の懸念したこととして、以下のことがありました

  • 寝床に入る時間が長いこと
  • 照明を点けて就寝の問題
  • 中途覚醒後のスマホで漫画

寝床に居る時間が比較的長い(8時間半)と思い、

「眠くなってから床についていますか?」

お聞きしたところ、「時間で決めている」

とのことでした。就寝時間を決めるのは

良いことであり、朝に自分の時間をとりたいと

言う気持ちもあり、彼女を尊重して指示はしませんでした。

照明を点けて寝ていることについては、

彼女の不安な気持ちにどう寄り添うか?

色々と考えたのですが、やはり中途覚醒の原因でもあり

睡眠の質を落としていることは明らかなので

うまくご提案したいと感じました。

中途覚醒後のスマホについて。

睡眠学上はかなり良くないと言われている行動

ではありますが、彼女がリラックスできる方法でも

あり、実際に再入眠できているので、無理に

やめさせず、彼女の意志を尊重する形にしました。

解決策のご提案

ご提案したこととして

  • 朝食を摂ること
  • 照明に気をつけること
  • 入浴をすること
  • 中途覚醒してしまった時の過ごし方

でした。

主に、照明などの寝室の問題を改善することと、

リラックスできることを意識して、ご提案を

させてもらいました。

朝食をとること

朝食はいままであまり朝は食欲が無い方で

ヨーグルトだけ、という生活をしていらした

ようですが、それに納豆ご飯・味噌汁

加えてみてはどうか?とご提案しました。

トリプトファンを多く含む食べ物と、

温かい味噌汁により体温を上げて、

セロトニンの増加及び、体温上昇による

目覚めの活性化、末梢神経のリセット

意識した提案でした。

夜間の照明について

照明については、寝床だけのことに限らず

お仕事から帰宅したら、夜は昼白色の照明では

なく、電球色にして、なるべく暗くして過ごすこと

お伝えしました。

睡眠誘発ホルモンである、メラトニンの分泌

妨げないようにするためです。

入浴についてのご提案

入浴については、されている方でしたが

時間の無いときにできる「足湯」

ご提案しました。

忙しくて入浴してすぐ入眠したい場合、

普通に入浴してしまうと、深部体温が

上がってしまい、寝付きが悪くなります

足湯をすることで、末端の血管が温められ

拡張することで、深部体温を下げる効果もあり、

また、リラックスして気持ちを落ち着けて

副交感神経を優位にする働きもあります。

洗面器に熱めのお湯をためて

足をつけてリラックスすることを

おすすめしました。

中途覚醒してしまった時の過ごし方

中途覚醒してしまう人は、

寝付けないときに

「どうしたらいいの?

早く寝ないと明日がつらいのに・・・」

と、焦ってしまう傾向があります。

そのため、途中で起きて寝付けない場合

どうすればいいのかを知っておくだけでも

安眠効果があるのではないか?という

目的から、ご提案しました。

参考までに、以下の記事で詳しく解説しています。

興味のある方は是非御覧ください。

結果

Kさんは、睡眠についての意識も高く

ご自分で色々と考えて実行していただきました。

結果として、睡眠の質の改善が見られました!😊

運動については、以前在宅になった際に運動量が減って

それに比例して寝付きも悪くなっていたのを

実感として分かっており、ご理解されていました。

中でも試された中で、一番効果があったのが

やはり「照明」だそうです。

夜に点けっぱなしで寝ている照明をやめ、

枕元に置く小さなナイトランプに変えたところ

オレンジ色の光でリラックスできて、

色々な思考がす~っと落ち着いていき、

寝付きが改善したとのことで、

喜んでおられました。

タイマー機能も利用して、

暗い状態で寝付けることに成功した

とのことです。

いきなり真っ暗にするのではなく、

その人が安眠できる方法を提案できたこと。

そして何より、クライアント様自身が

「改善したい」という高い意識を持って

取り組んで頂いたことが、いい結果に

繋がったのだと感じました。

まとめ

今回は、相談事例として

Kさんの事例を挙げさせていただきました。

やはり不安な気持ちや、職場のストレス、

人間関係について悩みがあると、

睡眠にも影響が出てしまいますよね。

ぐっすり眠れることにより、

ストレスが解消され、新たな気持ちで

元気よく働くことができると思います。

もし似たような境遇の方がいらっしゃったら

参考にしてみてくださいね😊

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