こんにちは。かずまです。
今回は、災害時や緊急時における
効率的な睡眠のとり方について
解説していきます。
地震や大雨、台風などの災害の場合
まとまった睡眠時間をとることが
難しくなってしまうこともあるかと思います。
その場合でも、なんとかパフォーマンスを
維持したまま活動するにはどうすればいいか?
これについて記事にしてみました。
是非活用してみて下さいね。
この記事はこんな悩みを持つ方におすすめ
- 災害が起こった時の体調管理の仕方がわからない人
- 緊急時に睡眠不足で動けなくなってしまう人
- 睡眠不足でパフォーマンスがあがらない人
- 徹夜作業が続くが集中力が続くか心配な人
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時間が足りない。人手が足りない。
災害時や緊急時には、寝ている暇など無い!
と、ずっと活動して無理している。徹夜を
続けている。
でも、それでは身体も保ちませんし、
脳も疲弊して判断力の低下を引き起こします。
結果、思わぬ事故や怪我にも繋がってしまう。
では、どうすれば効率的に短時間で
パフォーマンスを維持できるのか?
非常に大切なことかと思います。
結論
仮眠を適切に取ることで、短期間であれば
乗り切ることができます!
仮眠の効果については、研究でも
証明されていることでもありますが、
何時間とればいいのか?
どのくらいのペースでとればいいのか?
分かりませんよね。
そのことについては、次項で解説していきます。
緊急時の睡眠のとり方
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- 多相性睡眠を取り入れる。
- 仮眠を細切れにとる。
- 寝ている時間を一定にする。
大きく3つ方法があります。
それぞれ解説していきます。
多相性睡眠を取り入れる
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人間の大部分は、通常1日に1回眠る
単相性睡眠です。
実は哺乳類で単相性睡眠を取るのは
人間だけと言われています。
他の哺乳類の85%以上は
多相性睡眠であり、特に危険な
自然環境の中で生活しているときは、
超短時間の睡眠、覚醒パターンで
24時間のうち数回に分割されています。
サーカディアン生理学研究所が、大西洋横断の
ヨットレースに参加するヨットマンの睡眠を
対象にした研究があります。パフォーマンスが
低下してしまったチームは、
単に睡眠を削減して操船していましたが、
優勝したチームは、
4時間毎に30分の仮眠を挟んで、効率よく
睡眠をとってパフォーマンスの低下を
防いでいたそうです。
この方法が応用できれば、最短の
睡眠時間で、なんとかパフォーマンスを
維持できる程度の睡眠時間は確保できる
とのことです。
仮眠時間を短縮し、細切れに眠る
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では、仮眠の時間数については
どうでしょうか。
ボストンにあるブリガム・アンド・ウィメンズ
病院のゲイリー・リチャードソン医師は、
研修医の能力が、少し睡眠を取るだけで
大幅に回復することを明らかにしました。
4人の研修医を2人ずつに分け、それぞれを
23時~3時までと、3時~7時までの仮眠を
取るように指示しました。
1方は仮眠の間に呼び出しを受けるように、
もう一方は呼び出しを受けないように設定
したところ、3~4時間邪魔されずに眠った
研修医二人のほうが、遥かに能力が
向上していたと報告しています。
また、レオナルド・ダ・ヴィンチは、
4時間毎に15分の睡眠をとり、
1日90分の睡眠時間で活動していたと、
前述のサーカディアン研究所は
報告しています。
緊急時の有効な仮眠は、
一度にまとめて取るのではなく、
通常の睡眠時間の60%程度を何回かに
分割してとります。
例えば、6時間で能力が発揮できるのであれば、
緊急時は4時間睡眠で、それを分割してとります。
30分ごとの仮眠を3時間毎にとることで、
24時間のうち20時間を、
最低限のパフォーマンスを維持したまま
働くことができるとのことです。
そのためには、各自のパフォーマンスを
管理するための睡眠管理者も
必要となってきます。
寝ている時間を一定にする
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緊急時や災害時は、まとまって8時間
睡眠を取ることは、かなり難しい状況に
なってしまいます。
仮眠を適度に取る他にも方法があります。
アンカースリープを利用する方法です。
シフト勤務者や航空機の乗組員のように、
不規則な勤務スケジュールで睡眠をとらざるを
えない人たちを対象に、
オックスフォード大学が行った研究が
あります。
8時間睡眠を細切れに眠るグループと
4時間睡眠を時刻を固定してとり、
残りの4時間は不規則にとるグループでは、
4時間睡眠を固定してとった方が
そうでないグループと比べ、24時間周期の
概日リズムを固定するのに十分な結果が
得られたとのことです。
これは、夜勤勤務者の方や
不規則になりがちな運送業などで
働く方には朗報かと思います。
まとめ
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緊急時には、どうしてもまとまった
睡眠を摂る時間がなくなりがちです。
それでも、ずっと徹夜をしていると、
注意力や集中力が下がり、かえって
良くない結果を引き起こしてしまいます。
必要睡眠時間の60%程度を細切れにとる。
これをすることで、1ヶ月ほどは人間は
乗り切れる。とサーカディアン研究所の
クラウディオ・スタンピは述べています。
とはいえ、睡眠時間を削ることで
沢山の弊害があるのは確かなので、
これをずっと続けることはできません。
いずれ何かしら身体に弊害がでます。
あくまでも緊急時のみ活用するように
してくださいね。
最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
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