デジタルデバイスはなぜ不眠に繋がるの?2つの理由と対処法!

睡眠

こんにちは。かずまです!

今回は、スマホと不眠の関係性について

解説していきたいと思います。

スマホを見ると睡眠に悪いことは

なんとなくわかっている。

でも、なぜ睡眠に悪いのかが

はっきりわからないので、ついつい

夜中にスマホをみてしまい、

眠れなくなってしまっている。

そんな人も多いのではないでしょうか?

このブログでは、その点について

読者の方に納得してもらい、

少しでもデジタルデバイスが影響での

不眠症状を抑えて、ぐっすり寝て欲しい。

そんな思いで挙げてみました!

この記事はこんなひとにおすすめ

  • 最近よく眠れない人
  • 寝ても疲れが取れない人
  • 寝付きが悪い人
  • スマホやデジタルデバイスと睡眠の関係を知りたい人

気をつけているはずなのに、寝付きが悪い。

寝ているはずなのに眠い。

疲れが取れない。どうしてだろう。

そんな悩みのある方には読んで欲しいと思います。

結論

  1. デバイスのブルーライトがメラトニンの分泌を抑えてしまうから。
  2. ドーパミンが出て、脳が興奮してしまうから。

以上の2つが、大きな理由です。

どういうことか、解説していきたいと思います。

デジタルデバイスと不眠との関係

1.ブルーライトについて

ブルーライトが睡眠に悪い。

こんなことは、かなり多く言われていることなので

知っている人も多いかと思います。

では、どういう仕組みで、ブルーライトを浴びると

眠れなくなるのかについて解説していきます。

人間の目には、ブルーライトだけに強く反応する

細胞が存在します。

これには理由があります。

ブルーライトを浴びることで、人間は目が覚めるから。

夜間の光が月明かり位しか無い

狩猟採集時代の人間にとっては、

太陽の光を感じることで、脳に

「朝だ!活動しなさい!周りに注意して

しっかり目を覚まして行動しなさい!」

と、脳から指令がでていたのです。

ブルーライトを目から浴びることで、人間の体は

夜に眠りにつく時間を体に知らせるホルモン

「メラトニン」の分泌が抑えられ、目が覚め、元気に

活動を開始します。

要するに何が言いたいかと言うと、

夜にデジタルデバイスから発せられる

ブルーライトを見てしまうことで、

目覚めのときと同じことが起こってしまうのです。

結果、メラトニンの分泌が抑えられてしまい、

体内時計が2~3時間ずれてしまう。

結果、寝付きが悪い、睡眠の質が悪い状態に

なってしまうのです。

2.ドーパミンについて

ドーパミンについても、

最近良く話題になることがありますよね。

ドーパミンは脳の神経伝達物質のひとつで

よく「報酬系」と言われています。

でも本当は、「何に集中するかを選択する」

という役割があります。

狩猟採集時代、食べ物が常に不足して

常に食料を探すことに日々の活動のほぼ全てを

使っていた人間は、脳に

「新しいことだけに反応してドーパミンを作る細胞」

を作り出します。

これがあることで、新たな狩り場や、新たな寝床を求めて

移動するように、人間を突き動かし、繁栄させてきました。

この「新しいこと」に対しての反応を利用したのが

スマホ・SNS等です。

パソコンやスマホ・SNSを使うたびに

「イイネ」がついているかも?

バズっているかも?

そんな期待が、ドーパミンを刺激し

スマホに注意を向け、脳が興奮します。

さらに悪いことに、ドーパミンは、

情報に触れているときよりも、情報や報酬が

「もらえるかどうかわからない状態」

の時の方が、ドーパミンが増えるのです。

実際にメールやリプライを読んでいるときよりも

着信音や通知が鳴ったときの方が

ドーパミンの量が増えます。

そして、「ちょっと見るだけ」と言って

スマホを見ることで、脳が刺激を受け、興奮し、

目が覚めてしまいます。

SNSの開発者は、人間がどうすれば1秒でも多く

自分のSNSを触ってくれるのか?について、

脳科学者や行動科学者を雇い、どのくらいの頻度で

通知を出すことで、よりアプリを開いてくれるように

なるのかを研究しています。

理由は、SNSを多くの人に長時間見てもらうことで

自社の広告収入を多く得るためです。

もはや、「脳のハッキング」と言っても

良いかと思います。

どうすればデジタルデバイスとうまく付き合えるのか?

では、どうすればデジタルデバイスと

上手く付き合って、睡眠の質をあげることが

出来るのでしょうか?

大事なこととして、以下のことが挙げられます。

  • 寝室にスマホを持ち込まない
  • 寝る直前にデジタルデバイスを使わない
  • デジタルデバイスは朝に使う。

寝室にスマホを持ち込むだけで、

1時間以上睡眠時間が短くなるという

研究結果が出ています。

また、暗い中でスマホを使うことにより、

瞳孔が広がった状態で、モロに

スマホから出るブルーライトを浴びます。

それにより、網膜の中心にある黄斑部に

ダメージを与えるだけでなく、

睡眠を誘発するメラトニンの

分泌が抑えられ、脳を覚醒させてしまいます。

また、寝室でipadを使って読書を実験を行った

ところ、メラトニンの分泌が20%以上抑えられて

しまい、被験者は寝ても疲れが取れず、昼間もずっと眠かった。

さらに、ipadの使用をやめても、メラトニンの分泌が

数日間遅れたままだったという。

このことからも、寝る前のデジタルデバイスの使用は

睡眠を阻害することがわかります。

逆に、朝にデジタルデバイスを使うことについては

睡眠に限っては影響は認められていません。

まとめ

今回は、なぜデジタルデバイスが不眠に繋がるのか?

というテーマで書いてきました。

ブルーライトとドーパミン

2つの要素により、

睡眠を大きく阻害してしまいます。

デジタルデバイスは、夜ではなく、

朝に使うことで、上手く付き合っていけるように

なるのではないかと思います。

中毒性のある、スマートフォンやSNSと

今後どう付き合っていくか。

良い睡眠を得るためには

大切なことかと思います。

皆様が、ぐっすりと眠れるよう

願っています!

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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