こんにちは。かずまです。
今回は、睡眠時の脳波を計測してみた!
と題して、睡眠時の脳波計測を試してみて
得られた感想をシェアしていきたい!
と思います。
睡眠相談の専門家として、
自分の睡眠についても正確に把握することで、
お伝えできることが
あるのかも?とともに、単純に
睡眠オタクとして興味があったから、
今回試してみた次第です。
この記事はこんな悩みを持つ方におすすめ
- 睡眠時無呼吸症候群の疑いがある人
- 自分が眠れているか実感がない人
- スマートウォッチが信じられない人
- 自分の睡眠を正確に分析したい人
- 自分の睡眠の改善策を知りたい人
自分の睡眠時の状態を把握することで
様々なメリットがあります。
寝ても寝ても眠気を感じていたり、
実際には眠れているのに、眠れていない
そんな感覚を持つ方も居ます。
それでは、脳波測定はやったほうがいいの?
どんなメリットがあったのか?について
解説します!
結論
脳波計測は有効!そして正確で早い!
終了後のフォローも良かった!
試してみて損なし!
今回脳波計測で使った計測器
今回、脳波計測には、㈱S’UIMINが
提供しているサービスを使いました。
こちらの、簡易体験(ウェブ版)です。
本来、睡眠時の状態を正確に測るには、
終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)を
受ける必要があります。
ですが、これには入院が必要になり、
頭や体に配線を沢山取り付けて、
病院のベッドで就寝して計測するという
必要があります。
当然いつもの自分のベッドではないので、
正確に測れたとは言いにくいですよね。
今回はその検査の正確さを86.7%で維持しつつ
自宅で検査ができるキットを
利用してみました。
これを使えば、普段の睡眠状態について、
より正確に把握できると感じたからです。
では、実際に試してみた感想を解説します。
実際に試してみた感想
実際に試してみたからわかる感想!
- 入院しなくてもいいので手軽
- 脳波測定機器が少し邪魔
- 寝返りでちょっと気を使う
- 送信結果が5分程度で来て驚く
- スマートウォッチが意外に正確だった
- 機器を剥がすときにちょっと痛い
順に解説していきます。
入院しなくてもいいので手軽
まずはこれが一番メリットが高いですね。
配線だらけのスパゲッティ状態で、しかも
入院するっていうのは、かなりハードルが
高い。それを解消できるのは素晴らしかったです。
脳波測定機器が少し邪魔
脳波を計測する際、脳波測定機器を
頭の3箇所と耳の後ろに貼り付けます。
その線が寝ているときに顔にあたったりして
最初は少し「うっとうしいな」と
感じてしまいました。
(後半に画像があります)
これは普段何かを貼り付けて寝ているわけでは
ないので、当然といえば当然なのですが💦
寝返りでちょっと気を使う
少ないとはいえ配線はあるので、
寝返りをするときに
「大丈夫かな?外れていないかな?」
と少し心配でした。
でも、実際やってみると外れる心配は
あまりなさそうです。
粘着力も強力ですし、機器の置き方に
工夫をすれば問題ありませんでした。
送信結果が5分程度で来て驚く
これが非常におどろいたことだったのですが、
起きて測定機器を外して、充電開始して
5分後にはメールで「今日の睡眠結果」が
届きました。
めちゃくちゃスピーディです!
まさかここまで高速で診断してくれる
とは思わず嬉しくなりました。
スマートウォッチが意外に正確だった参考のために今回付けたまま眠って、
スマートウォッチの睡眠診断と、
今回の脳波計測を比較してみるため、
普段自分が使っている「Huawei band7」
を、付けたまま計測してみました。
その結果ですが、スマートウォッチの計測が
かなり脳波計測の結果に近かったです。
スマートウォッチなどの睡眠計測の技術も
バカに出来ないな。と感じました。
機器を剥がすときにちょっと痛い
これはちょっと嫌だった点ですが、
起きてから、額に貼り付けた電極を剥がす時が
ちょっと痛かったです💦
寝ているときに剥がれないようにするには、
ある程度粘着力が必要になるのは
理解できるのですが、ちょっと粘着力が
強めかもな・・・と思いました。
とはいえ、計測不可になるよりはマシなので
これは仕方のないことなのかもしれませんね。
具体的にどうやったのか
では、具体的にどうやって使ったのかを
解説していきます😄
届いたもの
送信機本体
脳波測定用シート
酸素飽和度測定機
思ったよりも小さい箱で届きました。
こちらはレンタル品なので、使用後に
返却します。
しっかりと説明書を読んでから計測しないと
だめっぽいな。という印象でした。
では、装着の流れを解説していきます。
装着の流れ
- まずは送信機本体を充電
- 就寝前に脳波測定シートを頭に貼る
- 指に酸素飽和度測定機を着ける
- 送信機にシートと酸素飽和度測定機の
コードを接続する - 寝床に行き、測定開始ボタンを押して就寝
送信機本体を充電
届いたらすぐに送信機本体を充電する
必要があります。
私の場合は、30分くらいで充電できました。
充電が足りないと、測定ができないようなので
しっかりと充電しておくことを
おすすめします。
就寝前に脳波測定機を頭に貼る
さぁ夜です。
寝る準備を終えてから、頭に測定器を
貼り付けます。
普段そんな経験しないので、これだけで
ドキドキしていました😓
おでこの3箇所に貼り付けますが、これは
結構余裕。
難しいのが耳の後ろの出っ張っている骨の部分に
貼り付ける作業。
鏡を見ながらも、髪の毛を
巻き込んでしまったりして
「ちゃんとできているのかな?」と不安に💦
耳の後ろの貼付けは、家族などに頼むと
楽にできるかと思います。
指に酸素飽和度測定器を取り付ける
指に酸素飽和度測定器を取り付けます。
これは余裕でした。
ただ、配線が長く、これを袖口、肩、
襟元にクリップで、ずれないように
留めていきます。
クリップで留めることで、寝ている間の
体の動きが少し制限される気がして、
「どうなのかな?」と感じながらも配線完了。
送信機に配線を接続
送信機本体に、各機器を接続します。
これは特に迷うことなく接続。
簡単でした。
接続したまま、寝床へ向かいます。
寝床へ行き、測定開始ボタンを押して就寝。
あとは寝床に行って、送信機のボタンを
長押しすると「測定開始しました」という
アナウンスが流れて測定を開始。
測定中は青い光が出続けるのですが、
それについても消せるように
対策がされていてました。
「光にも対策がされているな。さすが!」
と思いました。
送信機本体は今回、枕の上、
ベッドフレームの小物置きに
置いて寝たのですが、
配線がどうしても顔に触れてしまい、
結構気になりました。
寝付きにも少し時間がかかった印象です。
まぁ普段と全く同じわけではないので
当然といえば当然なのですが💦
結果
計測結果はこんな感じです。
WK=脳が覚醒と判断した時間
REM=レム睡眠
N1=うとうと(浅い睡眠)
N2=すやすや(中間の睡眠)
N3=ぐっすり(深い睡眠)
NS=ノンシグナル(計測ができなかった点)
下段は、酸素飽和度を表すデータです。
95%前後で推移しており、呼吸に問題は
無いことが分かりました😌
感想として
まず試してみて分かったことは
スマートウォッチの計測結果が
かなり正確だったと言う事。
同じ日に図った脳波測定と
スマートウォッチの結果を比較してみました。
私の使っているスマートウォッチは
HuaweiのBand7という1世代前のものですが、
それでも脳波測定と近い結果を
出せていました。
深い睡眠のタイミングなどは掴めており、
スマートウォッチも馬鹿にできないな。と
感じました!
あとは、起床後に送信機を充電した時に
脳波の測定結果を自動的に送信する仕組みに
なっているのですが、測定結果が来るまで
なんと5分!結果が早くて驚きました。
結果として分かることは以下の項目です。
かなり詳細に出してくれており、
リカバリースコアという、
S’UIMUN独自の睡眠の質を数値化した
ものを出してくれるのも良かったです。
これは何か?というと
睡眠時間(眠った時間)」と、脳波測定だからこそ算出できる本質的な
「睡眠の質」を元に、ひと晩の睡眠を総合的に評価しています。
脳波測定だからこそできる。というのが
素晴らしいですね!
睡眠指標では、深い睡眠の長さや
その割合、寝付きにかかった時間や
中途覚醒の時間、血中酸素濃度。
睡眠効率と、かなり詳細に出してくれて、
満足感が非常に高かったです。
更に、どうすれば良い睡眠を得られるかの
アドバイスなどの濃厚な情報を頂けて
この点も満足度が高かったです!
ちなみに、自分の睡眠の結果なのですが
上位30%に入り、合格点を頂きました!
睡眠にこだわるものとして、当然といえば
当然ですが(汗)
まとめ
今回は、自宅で手軽にできる脳波測定
「Insomnograf」についての解説を
させてもらいました!
今まで睡眠については主観的に判断するか、
スマートウォッチ、リング等の器具に頼るか
もしくは入院検査をするなどの方法しか
なかったのですが、実際に脳波測定が手軽に
家で出来ることで、自分の睡眠を詳細に
データ化して見つめることが
できました!
自分の睡眠に不満な人や、
無呼吸などの疑いがある。
日中に眠気を感じる。などの
不安がある人は、試してみる価値が
あると思います。
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