こんにちわ!カズマです!
![](https://byoug-b-m-n-y.com/wp-content/uploads/2022/06/image-50.png)
今回はエレキギターの中でもソリッドギターの
「SG」について
レビューさせていただきます。
SGは自分が初めて買ったGibsonのギターで、
20年程使っている
思い入れのあるギターの1本です。
この記事でこんな事が分かります。
- SGのメリット・デメリット
- SGの使い心地と、注意点
- 実際に筆者が20年弾きこんだ感想
SGを買おうかどうしようか迷っている。
という方の参考になれば幸いです。
まずはじめに筆者の結論です。
弾きやすくてお勧めできるギターです!
ガンガン歪ませてリードを弾く
というよりは、
クランチな音でバッキング、リズムギターで強みを発揮するギターだと思います。
では、順にみていきましょう。
SGについて
![](https://byoug-b-m-n-y.com/wp-content/uploads/2022/06/image-47.png)
SGは、レスポールの後継機種、
レスポールカスタムとして売り出され、
「ソリッドギター」の頭文字を取って
「SG」という名になりました。
特徴として
- ダブルカッタウェイ仕様
- ハムバッカーピックアップが2個が基本。
- ボディとネックの木材はマホガニーが基本。ポプラやメイプルを使う物もある。
- SGスタンダード・SGスペシャル・SGジュニアの3種類がある。
- ピックガードの大きさもラージとスモールの2種類がある。
SGを使用しているアーティスト
・アンガス・ヤング(AC/DC)
・トニー・アイオミ(Black Sabbath)
・エリック・クラプトン
・坂本慎太郎(ゆらゆら帝国)
・和嶋真治(人間椅子)
個性的なアーティストさんが多い
印象があります。
SGのメリット
1.軽量
![](https://byoug-b-m-n-y.com/wp-content/uploads/2022/06/image-48.jpg)
マジで軽いです。
昔のレスポールと比べると全然違います。
持ち運びも楽々で、体力に自信がない方、
女性にもおすすめです。
ギターの持ち運びに関しては、
スコアやシールド等小物もケースに
入れると余計重くなるので、
重さは電車・徒歩移動の方にとっては
大事です。
2.ボディが薄い
![](https://byoug-b-m-n-y.com/wp-content/uploads/2022/06/image-48-3.jpg)
ボディが薄く、体にぴったりフィットするので
弾きやすく、ステージングも楽です。
L型プラグのシールドを使うことで、
シールドも取り回しがしやすいです。
3.ハイポジションが弾きやすい
![](https://byoug-b-m-n-y.com/wp-content/uploads/2022/06/image-48-4.jpg)
ネックとボディの接合部が
カッティングされており
ハイポジションにも
アクセスしやすく、
ポジション移動も楽です。
4.かなりオールマイティに使える
![](https://byoug-b-m-n-y.com/wp-content/uploads/2022/06/image-48.png)
ボディが薄いながらも、
マホガニー材を使ったものは、
中域がメインに出ます。
リードでもバッキングでも両方使えて
便利です。
特にギターボーカルさんには
強くおすすめします。
フロントピックアップにすると
かなり甘い音も出ますよ。
SGのデメリット
1.壊れやすい
![](https://byoug-b-m-n-y.com/wp-content/uploads/2022/06/image-49.jpg)
ボディが軽く、また厚みが薄いので
壊れやすい面があります。
特にネックを後ろ方向に
倒すとネックが折れやすく危険
です。
何かにSGを立てかけるときは、くれぐれも
ご注意くださいね。
2.SGに付き物の「ヘッド落ち」が発生する
![](https://byoug-b-m-n-y.com/wp-content/uploads/2022/06/image-49-1.jpg)
SGの使用者でよくある悩みで
「ヘッド落ち」というのが
発生し易いです。
ネックが長く、ボディが軽いため、
ギターの(ヘッド)頭の部分が段々下がってくる
ヘッド落ち現象が発生します。
ですが、
対策がありますので後述します。
3.音が軽い・薄い
![](https://byoug-b-m-n-y.com/wp-content/uploads/2022/06/image-49-2.jpg)
ボディの厚みにより、
どうしても出音が軽くなりがちです。
また、経験上、
歪ませすぎると
音が細くなってしまうという
特徴があります。
4.ロックピンが付けられない。
ストラップピンがボディの裏と下にあるため
ボディ裏に関しては
ストラップ脱落防止の
ロックピンが付けられません。
が、これも対策があります。
後述します。
5.ギターケース選定に注意
![](https://byoug-b-m-n-y.com/wp-content/uploads/2022/06/image-50-683x1024.jpg)
ネック部分の接合部が、
ストラトやレスポール等の
オーソドックスな形のギターと違い
浅い位置なので、その分ネック部分の長さが
長くなります。
なので、ギターケースによっては
収まらないものもありました。
今現在使っているギターケースがあるのなら、
自分の持っているギターケースに入るかどうか
買う前に確認した方が良いと思います。
SGのヘッド落ち対策とロックピンの取り付けについて
SGのヘッド落ち対策
ヘッド落ちには対策があります。
・皮のストラップを使う
もしくは
・今のストラップに
滑り止めをつける
![](https://byoug-b-m-n-y.com/wp-content/uploads/2022/06/image-51-1024x917.jpg)
以上です(笑)
「SGはヘッド落ちする」という話を
始めて聞いたのが、自分がSGを弾き始めて
大分時間が経った後でした。
ヘッド落ち?なにそれ?という印象でした。
というのも、
自身はSGに使っているギターストラップを
ギブソン純正の皮のストラップにしており、
ナイロン製ストラップと違い滑りにくく、
ヘッド落ちを感じなかったのです。
なので、もしSGを使っていて
ヘッド落ちに困っている方は、
肩部分が滑りにくい
皮のストラップに変えることで
改善するかと思います。
ヘッド落ちが嫌なら、絶対に
ナイロンストラップは使わないで!
ナイロンストラップは安いですが、
弾きにくくなったら元も子もないですよ。
ロックピン付けられない問題
SGはボディの裏にストラップピンがあるので、
市販のストラップ脱落防止用の
ロックピンを取り付けると、
出っ張ってしまい、
演奏の邪魔になり、設置出来ません。
改善策としては、
ボディ裏に関しては
・5円玉を使う
(一番安上がりでおすすめ)
以上です(笑)
こんな感じです。
![](https://byoug-b-m-n-y.com/wp-content/uploads/2022/06/image-50-1.jpg)
手順としては、以下の感じになります
- ネック裏のストラップピンのビスをドライバーで外す。
- 外したビスに5円玉の穴の開いた部分を通す
- 皮のストラップを通す。
- そのままドライバーを使って
元のビス穴に締めこむ。
所要時間5分以内。
これはネック側のストラップを
固定する方法です。
筆者、20年程5円玉をそのままにして
使用しておりますが、全く問題なく
使えているので、ご安心ください。
尚、ボディ下にあるストラップピンは
ロックピンを設置できますので、
脱落防止の為、取り付けをおすすめします。
まとめ
![](https://byoug-b-m-n-y.com/wp-content/uploads/2022/06/image-51-2-1024x768.jpg)
以上、SGの特徴とメリットデメリットでした!
自身のSGはラージヘッド、
スモールピックガードの
「SG 61’Reissure」を使っています。
ラージヘッドはかっこいいです!
![](https://byoug-b-m-n-y.com/wp-content/uploads/2022/06/image-51-1.jpg)
今のメインはレスポールですが、
クランチなギターサウンドが
必要な時にはぴったりなギターです。
気になったら是非楽器屋さんで
試し弾きしてみてくださいね!
ではでは!良きギターライフを!
コメント