夢と金 西野亮廣

読書感想

こんにちわ。

今日は、キングコング西野亮廣さんが書かれた

「夢と金」についての読書感想をしていきたいと

思います。

速攻10万部を売り上げた、ビジネス書の中でも

めちゃくちゃ売れている本で、

自分の周りでも、話題になっていたので

購入してみました、

ちなみに、自分は西野さんは何故か生理的にあまり

好きではないんですよね・・・。

イケメンだからでしょうか?なにか嫉妬心を

感じるのは自分だけではないはず(笑)

とはいえ、時代の先端で学んでいる人から

得られる知識の価値は計り知れないと思い、

購入してみました。

ざっくりどんな本なの?

この本は、ざっくりいうと

「夢とお金の関係と、これからのお金の考え方と、お金の稼ぎ方について」

昔の価値観のままでは、置いていかれるよ。

どんどん時代は変わっていくんだから、時代に合わせた

価値観を学んで、アップデートして

いかないと、どんどん貧乏になってしまうよ

ということを伝えたい本だな。と思いました。

どんな人におすすめの本?

  • お金の稼ぎ方を知りたい人
  • NFTやAI、クラファンについて知りたい人
  • お金と夢の関係性について知りたい人
  • お金の考え方・本質が知りたい人
  • 西野さんの今の考え方が知りたい人
  • 20代の若い人

特に、今20代の人には読んでもらいたい本だな

感じました。

自分はまだまだ昭和時代のお金の感覚が抜けない

人間なのですが、西野さんと実際ほとんど

年齢は変わらないんですよね(汗)

なので、考え方を変える、いい機会を与えてくれたな

と思いました。

万人におすすめできる本です。

気付き

プレミアムとラグジュアリーの違い

お金を稼ぎたければ、この2つの違いについて

理解しておかねばいけません。

要約すると

プレミアム=競合の中で最上位で、且つ機能性もある

本書では車で例えられていましたが、車で例えると

BMWやベンツ等に当たります。

ギターで言うと、ギブソンやPRS、Fenderカスタムショップ

あたりでしょうかね。

それに対して、ラグジュアリーとは

競合がいない、独自の体験。でも機能性はない

とは言えないが、あまり必要ではない。

車で例えるとランボルギーニやフェラーリ等

ギターで例えると、1950年代のフェンダーや

ギブソンのギターでしょうか。それも状態の良いやつ。

認知度は高いけど、普及していない。数がない

こういうものがラグジュアリーということです。

これを明確にしてくれていることが

後の話に繋がってきています。

ハイスペックとオーバースペック

ハイスペックを目指すのはいいのですが

ハイスペック到達後に努力の方向性を誤り、

オーバースペックにするのはコスパが悪いね。

といっています。

ハイスペックとオーバースペックとは、

ハイスペックは、

大多数に満足してもらえる境界線を超えている段階

オーバースペックとは、

大多数に満足してもらえる境界線を超えているのに、

更に「無駄に」より向上させようと、

時間やお金をかけて頑張っているところ。

本書ではこれを携帯電話の話を例に上げています。

ガラケー時代、1gを削るためにめちゃめちゃ頑張っていた

日本の携帯メーカーですが、正直、客は

ある程度軽ければ、それ以上あまり重さには

興味はなく、結局重さを気にしてない

iPhoneが出てきたことで、

日本のスマホのシェアがごっそり持っていかれた。

例えが相当わかりやすかったです(笑)

お客は60点と80点の違いは分かりますが

90点と91点の違いはそこまで気にしません。

90点と91点で価格差があるのなら、90点を

選ぶ人のほうが多いでしょう。

なら、どうするか?

ファンと顧客の違い

ファンは

  • 意味を買う
  • 応援してくれる
  • 商品ではなく、人や場所に惚れている

それに対して、顧客とは

  • その商品や場所がもつ「機能」にほれている
  • 応援よりも利便性重視(コンビニ等)
  • それに変わるものがあればすぐ他に行く

こんな感じで本書は分けて考えていると思います。

顧客は、機能を求めているので

同じくらい機能が良いもので、

安く売る店があれば、そちらで買う。

それに対して、ファンは機能だけを求めていないので

価格が競合店の方が安くても、高い店に行く。

理由は、応援したい理由があるから

それは、店主の人柄だったり、サービスだったり

コミュニケーションだったり、応援したいなという

気持ちがあるから、ファンになる。

顧客にはそれがない。

顧客だけを相手にすると、安売り合戦をしなければ

いけなくなる。

そうしたくないのであれば、ファンを得なければね。

と本書では言っています。

一般人がこれから生き残るためには?

結局、どうすればいいのよこれから!

という点についてですが、本書では

  • ファンを増やすこと
    コストを掛ける・感情を刺激する・応援シロを晒す
  • お金についてしっかり学ぶこと
  • 富裕層の考え方について学ぶこと
  • コスパのいい努力をしよう

こんな感じかなと思います。

顧客も必要ないとは言ってないけど、

それよりも重要なのは、ファンを作る努力を

しようね。それはAIとかにも取って代わられない

人間にしかない「感情」を刺激して、ものを買って

もらえる、素晴らしい点だよ。

ということを言っています。

お金について学ぶ事、考えること。

NFTについての理解も大体出来ました。

NFTは、デジタルデータに「意味」をもたせることで

人間の「感情」を刺激する。それは

見栄であったり、ファッション。所有感であったりします。

私は、見栄のほうが強いのかなあと思いました。

持っているという事で、コミュニケーションに発展

したりすることもあり、ただ見栄だけで使うのも

勿体ない所なのかな。と思いました。

実践していくこと

✔まずはハイスペックを目指すこと

✔ファンを作る努力をする
日々発信する。目標と現在地を明確にすること

以上になります。

本書は概念を理解することが大切という

ところが大きいのかなと、個人的に思ったので、

この2つを意識して行こうと思いました。

といっても、このふたつをするだけでも、

成功すれば生活に困ることはなくなるのでは

ないでしょうか

概念を理解して、それを自分の中で腑に落とすこと

それも人生を豊かにしてくれる知識です。

本を読む前と後では、世界が違って見えますよね。

まとめ

西野さんは、わかりにくいNFTやクラファンについても

めちゃくちゃわかりやすく、小学生にもわかるように

教えるのが得意なのでしょうね。

アインシュタインも

「6歳の子にわかるように説明できなければ

その物事をわかったとは言えない」

といっています。

本質を深く理解しないと、説明はできないですよね。

難しい概念を簡単に説明してくれる

おすすめできる本でした。

西野ファンでなくても、一読をおすすめします。

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