happy money 一瞬で人生を変えるお金の秘密 本田健

読書感想

こんにちわ。かずまです。

今日は本田健さんの著書

「Happy money」について

アウトプットしていきたいと思います。

みんな大好き「お金」ですが

お金に関する知識もそうですが、何より

使い方や、お金に対する「マインド」

について、日本は教育が全くと言っていいほど

されていません。

お金の教育はもう始まっているようですが、

今社会に出ている人は自力で学ぶしかないのが

現状です。

この本の概要

  • お金に関する書籍も多数出している本田健さんの、お金に関するマインドセットの集大成ともいえる本。
  • 幸せなお金と不幸なお金が区別できる本。
  • お金の本質についての理解が深まり、お金との付き合い方が分かる本

一言で言うと

お金とは何か?どう付き合っていくべきか?

を教えてくれる本です。

こんな人にお勧めの本

  • お金を素直に受け取れない人
  • お金に対してマインドブロックがある人
  • お金に執着心がある人
  • 浪費家の人
  • 倹約・ミニマリストの人
  • お金に傷つけられた人

生きていく中で切っても切り離せない

お金

これまでのさまざまな人生経験の中で

歪んでしまった「お金」に対するイメージ。

特に日本人は、お金に対して「汚い」とか

「あまりお金の話を表に出さない」風潮が

ありますが、人に話せない部分だからこそ、

悩んだり苦しんだり、迷ったりしますよね。

自分もそうでした。

そんな中で出会った本で、とても内容が濃く

何度も見直したい本です。

印象に残したいポイント

お金に対する恐れについて

お金は、生存と切っても切り離せない面が

ありますよね。

お金がもし全く無くなってしまったら、

家賃も払えず、食事も出来ず、飢えて死んで

しまうかもしれない。

そんな恐怖感がある方も多いと思います。

本書では、「お金に愛情をもって暮らしている

人がどのような生活を送っているのか」に

ついても記載があります。

それは

  • 余分なお金を稼ぐために働かない
  • お金がなくても、受け入られる余裕
  • お金に感謝の心と、足るを知る事
  • 好きな仕事で人に貢献出来ている事

お金に対する恐れではなく、

お金に対する「感謝の心」を持ち、

自分の好きな仕事で他社に貢献し、

足るを知り、あくせく働かない。

こうなれれば、確かにお金に対する恐れは

無くなるかもしれませんね。

お金のEQについて

お金のEQとは、

お金に対する感情面での知性ということ。

一言で言うと「お金に対する心の持ち方」

とも言えるかもしれません。

この項目が個人的には本書の「肝」なのかな

と思います。

お金のEQには3種類のEQがあります。

  • お金の受け取り方
  • お金に感謝して楽しむ
  • お金の流れを信頼する
  • お金を分かち合う事
  • お金の使い方

お金の受け取り方について

人生を豊かにするために最も重要なのが、「お金を綺麗に受け取る」ということです。幸せや豊かさを受け取る事に後ろ向きでは、お金をいくら持っていようと、また、どれほど高いステータスを手に入れ得ようと、幸せや豊かさを感じる事は出来ません。受け取るという事は、自分自身に受け取るという自由を与え、自分には生まれつき受け取る価値がある事を理解する事です

Happy moneyより

本作からの引用ですが、要は

「お金を得る事で幸せや豊かさを感じる価値が

自分にはあるんだ」と思える事でしょうか。

自己肯定感にも通じる部分かもしれません。

私もお金を受け取るときに「悪いなあ」とか

「高過ぎるかな」等と思ってしまう方です。

お金のメンタルブロックってやつですね。

なかなか取り去るのが難しいですが、

意識して受け取れるようになりたいと

思います。

お金に感謝して楽しむ

現代は皆多かれ少なかれ競争世界の中に

いますが、それにより未来の不安や、過去の

失敗体験などからお金に対しての「欠乏意識」

が出てしまいます。

そうなると、自身が得たお金に対して感謝する

余裕や、楽しむ余裕がなくなってしまいます。

そうではなく、幸せとは、今を生き、

今に専念し、今を楽しむこと、そして今に

感謝する事で、本当の意味で今この瞬間と

繋がる事が出来ます。

欠乏意識については、私も前述のとおり

「お金が無くなってしまうかもしれない」

という意識から、無駄に貯金していた時期が

長期間に渡っています。

もっと早くこの本や、お金のことについて

勉強していれば、また違った結果になったか

と思います。

お金の流れを信頼する

自分の能力に自信がないと、お金の流れを

信頼する事が出来ず、行きつく先は恐れの

世界。

恐れがあるので、挑戦を避け、失敗を恐れ、

豊かさからは遠ざかってしまうとあります。

大切なのは、自分自身を信頼する事。

どうやって?と思いますが、お金の流れは

流動的であり、それをまずは受け入れる事から

始まります。

貯蓄について

貯蓄について、この本では、基本的に

あまり勧めていません。

貯蓄中毒タイプの人々は、自分の判断は理にかなっていて、全ては正しくできていると思っています。

自分のお金に対する不安や恐怖心と向き合い、それらの気持ちが芽生えたときのことを深く掘り下げてみるいい機会なのかもしれません。たとえどんなに貯蓄しても、出来る限りお金にいしがみつかなければ」と思うようになったきっかけに対する不安を消すことが出来ません。

銀座まるかんの創業者である斎藤一人さんと

同じようなことを、本田健さんも言います。

不安や恐怖からお金を貯めていると、お金の流れの中に恐れや不安ー障害を増やすことになります。

貯蓄する時に、お金の楽しい使い道をいくつも想像しながら貯める事です。

あなたが、感謝、愛情、希望や前向きな感情をお金に注ぎ込むことで、より多くのお金が流れてくるようになるのです。そして、お金は自分の喜びや楽しみを支えてくれるものだと気づくのです。

お金に対する恐怖から貯金をするのではなく、

感謝と愛情、楽しみを想像しながらお金を

貯める。いわば目的志向ですね。

自分も「何かあったら困るから」という理由で

対して何もないのに無駄に貯蓄をしてしまい、

人生の貴重な20代を挑戦せずに過ごしてしまい

ました。

確かに安心感はありましたが、貯蓄すると

いう事は「自分を信頼していない証拠」とも

言えるのかもしれません。

目的を持った貯蓄を心がけたいですね。

お金と過去の人生について

ここでは、「お金の設計図」という言葉が

出てきます。

私たちのお金の設計図の問題点は、何十年も前に書かれているという事と、

普段は心の奥底に隠れていて、あなたがふんや恐怖を感じたときにだけ現れるということです。お金の刷り込みは、あなたが人生で重大な決断をするときに顔を出します。

子供の頃に、「お金がない」という言葉を

親がよく言っていたのを覚えています。

実際問題、そこまでお金がないわけでは

なかったのですが、何故言っていたのかは

謎です(;^_^A

ただ、それを聞いて育ったので、お金がない事

に対する恐怖のみが残り、無駄な貯蓄に

走ってしまったのかなと思います。

お金に対する感情は、根が深いですね。

両親も、その両親の世代の影響を受けている

ので、ここで流れを止めないと、自分の子供に

対しても、お金に対してネガティブな感情を

与えてしまう事になります。

それだけは避けたいと思います。

心に響いた一節

今のあなたに向いていない仕事を続けることを選んでいるかも知れません。そのことに対して、自分でも気が付かないような、すさまじい怒りを抑圧している可能性があります。そういう内在した怒りがある人は、急な出費に対してイライラして、全く関係のない事で、夫や妻、恋人、家族といった大事な人に当たり散らかしているかもしれません。

この一節を読んで、「自分の事かもしれない」

と思いました。

仕事が嫌で仕方なかったころは、お酒を飲んで

泥酔し、迷惑をかけたときもありました。

根底は、仕事のストレスだったのかなと

思います。

嫌な事をして稼いだ大事なお金を、絶対に

使いたくない!という気持ちがあったのかと

思います。とても可哀相になりますね。。

当時の自分に、諭してあげたいと思いました。

自分が実践していく事

  • お金は必要以上に貯めこまない。
  • お金に感謝して、楽しむ
  • 没頭・集中できることでお金を得る

総括

HappyMoneyとは何か?

一言で言うなら、「感謝に溢れたお金」

ということでしょうか。

感謝しながら好きな仕事でお金を受け取り。

感謝してお金を使い

感謝して分かち合う。

逆に、Unhappy moneyとは

嫌いな仕事でお金を得て、当然の顔をし

足りない、もっとよこせ。無くなるのが怖いと

お金に恐れを抱き、ひたすらため込み

分かち合わず、独り占めをする。

お金に感謝して、自分の満足のいく形で

感謝してお金を使う事で、お金は必ず

巡ってきます。

自分を信じて、必要以上に人生に恐れずに

お金と関わっていきたいと思った一冊でした。

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