こんにちは。かずまです。
今日は睡眠についてです。
でも、そもそも人はなぜ眠るのでしょうか?
睡眠時間や睡眠の質について、最近では様々な
事が言われていますよね。
でも、根本の問題として、なぜ人間は眠るのかについては
知らない方も多いのではないでしょうか?
そのことについて、睡眠が好きな筆者なりに調べてみました!
結論
睡眠によって、脳をメンテナンスする必要があるから
これが現時点でわかっているひとつの答えです。
睡眠を取ることで、脳全体をメンテナンス
しているわけですね。
理由
- 大脳が莫大なエネルギーを消費するから
- 脳の中に活性酸素がたまり、処理する必要があるから
- 脳は長時間の連続運転に耐えられないから
大脳が莫大なエネルギーを消費するから
人間の脳の中で、思考を司る「大脳」
つまり、人間を人間らしくいさせる部分は
古代からサル~ヒトと進化する中でてきた、いわば
「新製品」なわけです。
この「新製品」である大脳は、莫大なエネルギーを
消費します。
脳の重さは体重全体でいうと2%程ですが、
安静時でも、脳は総消費エネルギー量の18%を消費するのです。
脳の中の活性酸素を処理する必要があるから
ずっと起きていると、脳内には
活性酸素である「アミロイドβ」がたまり、
また、睡眠物質として現時点でわかっている
「アデノシン」という物質が脳内にたまっていきます。
それらを睡眠によって「掃除・メンテナンス」することで
脳機能を保っていると考えられています。
脳は長時間の連続運転に耐えられないから
脳は、非常に繊細で脆弱な機関です。
なので、「連続運転」に弱い特徴があります。
16時間以上連続して覚醒していると、脳機能は
低下して、酒気帯び運転と同じ程度にしか
機能しなくなってしまいます。
全身の司令塔である脳が機能しなくなってしまうと
敵に襲われた時にうまく逃げられなかったり、
対処法を考えつかなかったりします。
その結果、生存自体が危うくなってしまいます。
根拠
ペンシルバニア大学の研究で、睡眠時間と課題への反応時間を
2週間に渡って調べたものがあります。
結果、以下のことが判明しました。
- 睡眠を全く取らないと、課題への反応時間は著しく落ちる
- 4時間睡眠や6時間睡眠でも、課題反応時間はどんどん落ちる
- 4時間睡眠や6時間睡眠でも、自覚的眠気は感じていない。
- 8時間睡眠の場合、反応時間は徐々に落ちるが睡眠満足度は落ちない
この結果から、
何故眠るのかについては、睡眠時間が足りていない場合
何かに反応したりする時間も減っていく。
すなわち、メンテナンスが上手くいかず機能が落ちる。
睡眠を取ることで、脳をメンテナンス・修復して
脳機能を維持しているという事が言えるかと思います。
まとめ
睡眠は、調べれば調べるほど、
わからないことも多いです。
ですが、大切なのは、
眠ることで脳のメンテナンスが必要なので、
睡眠時間を適切に確保する必要があると
知ることだと思います。
しっかりと眠って、脳をメンテナンスして
日中の生活を充実させていきましょう!
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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