こんにちわ!かずまです。
今回は、世界一やさしい「才能の見つけ方」
をアウトプットしていきたいと思います。
私は、この著者が作ったメソッド、
「自己理解プログラム」の修了者でも
あるので、その経験も交えながら
お伝えしたいと思います。
本の概要
この本は、一言で言えば、
「自分が気づいていない才能を見つけ、それを活かす方法」
を教えてくれる本です。
巷にあふれる、「天職を見つける」とか
「なりたい自分になる」という、
ぼやっとしてるけど夢のあるコピーを
真っ向から否定し、才能に合わせた生き方をしたほうが人生楽になるし、成果が出る!
では、その才能の見つけ方は?という問いにも
しっかりと答えてくれている本です。
どんな人におすすめの本か
才能っていうと、なにか特別な、
「野球」とか「陸上競技」等
いわゆる「ギフト」って言われている、天から
授かった物という印象がありますが、
本書ではそういう観点はあまりなく、もっとライトな物です。
例えば、人の気持を考える才能、習慣化する才能等
ライトだけれども、生きて行くのに役立つ。
そういうものを見つけて、活かしていくことで
人生が楽になり、成果が出るようになるよ!
そう述べています。
私が受けたプログラムでは、「才能=得意なこと」と定義してありました。その点ではズレてはいないと思いますし、才能が分かること、はっきり言語化できることによって
その才能を活かすことができるようになり、受講前より格段に「生きやすく」なりました。
才能とは
この本で言う「才能」とは、
「つい、やってしまうこと」
という言葉で要約されます。
- つい、考える前に動いてしまう
- つい、人間観察をしてしまう
- つい、ネガティブに考えてしまう
- つい、人に話しかけてしまう
これらは全て「才能」だと本書では述べています。
つい、ということですが、普段からあまり意識せずにやってしまっていること。
これこそが、「才能」であると。
自分は、つい人と話すときには、言葉遣いを丁寧にしてしまいます。
それは、「人に嫌な印象を与えない」才能です。
こんな風に、無理なく自分がやってしまっていることが才能であり、それを見つけ、活用していくことで
才能に沿った無理のない自然な生き方ができるようになります。
才能と憧れ、なりたい自分との違い
才能とは、ついやってしまうことに対して、
憧れや、なりたい自分というと言うのは、
自分の才能を見ずに、自分が目指すものです。
本書では、「なりたい自分」や「憧れ」を
手放せと述べています。
理由として「憧れ」は、自己否定なのだと。
自分が出来ない事をやっていること人に対して
「憧れ」という気持ちが生まれます。
憧れに向かって無理をして、
自分の才能に合わない生き方を目指しても、成果はでないですよね。
たまたまうまくいく場合はいいのですが、うまくいかないのに頑張っていても、苦しいし、成果もでません。
例えて言うなら、陸に憧れた魚が、陸に上がって生活したけど,苦しくて、泳いでも全く進めず、呼吸も苦しくもがいている。
こんな状況になったら、かなり厳しいですよね。
魚は魚らしく、水の中へ。そこで
「水を得た魚のように」すいすいと泳げるようになれば餌もすぐに見つけられて、呼吸も楽、楽しく生きられます。
憧れやなりたい自分は早く手放し、
自分の才能にあった事をする重要性がわかります。
才能の見つけ方について
才能の見つけ方には3パターンあります
- 本書の質問に答える
- 巻末の1000の才能リストから選ぶ
- 他人に聞く
この3点を試し、出てきた「才能」に対して、同じような
経験を3つ、ないし4つ挙げられれば、それは立派な「才能」と言えると本書では述べています。
私の印象ですが、特筆に値するのが
「他人に聞く」
これが一番大切かなと思います。
才能は、自分では当たり前にやってしまっているので自分では気づくことが出来ません。
ですが、周りの人はちゃんと見ています。
ある実験では、会社のCEOの写真を多数並べて、誰が収入や性格が良いか?を多数の被験者に見せて判断させた結果、
高確率で、しかも写真だけで正確に答えられた。
それくらい、他人の目は正確なのです。
ぜひ、パートナーや家族、友人に、
「自分の才能はなに?」
「私が楽しそうにやっていることは何?」
と、聞いてみてください。
かなりの精度で答えてくれると思いますよ。
才能の磨き方について
まずは才能を見つける。これが大前提です。
才能が見つからないまま、やみくもに動いても、人生の貴重な時間を無駄にしてしまいます。
今はITがくいっぱくれないから、プログラミングを学ぼう。
こんな感じだと、高確率で失敗します。
まずは才能を見つけて、その才能を磨くための
「スキル」「資格」を身につける。
これが成果を出すための最短ルートと本書では
述べています。
才能×スキル=強みになります。
私の実感でも、これは大いに当てはまる真実かなと思います。
才能を活かす方法
才能には長所、短所があり、長所を先に
伸ばすべき。
でも、短所はどうする?
正解は、
「長所を伸ばしながら、短所をカバーする」
これが正解と本書では述べています。
これは自分の実感としてもあります。
私は人に丁寧に接することができる反面、
あまり人に強く言うことができない短所があります。
なので、部下に厳しい事を言う必要がある時は、それが得意な部下に言ってもらうようにし、自分はその後のフォローに回ることで、短所をカバーしつつ長所を活かせる形にしています。
短所克服については3つの方法が挙げられています
1.手放し法
短所がでることは、無理してやらない。
手放してしまう。ということです。
例えば、人が大勢いるところは苦手。
そんな人は、そういう場所に行かない。
もしくは、オンラインで参加できるところは参加する等、短所が出ないようにすることで、無理せず行動できるようになります。
仕組み法
システム化することで、短所が出ることを避ける。
例えば、忘れ物をよくする人は、事前にチェックリストを作っておいて、準備する時に見るようにする等。
仕組みを作っておけば、忘れ物をする短所も克服できますよね
人頼り法
前述した私の経験もこれです(笑)
自分の苦手なことは、必ず得意な人がいます。
その人に頼ることで、自分の短所を克服できます。
なんだかずるい気もするかもしれませんが、
自分が得意なことを人から頼られると、悪い気はしません。
というか、自分の場合、頼ってくれて嬉しいです。
ぜひ、人を頼りましょう!
まとめ
体が動いてしまう「才能」と
心が動いてしまう「好き」の
2つをかけ合わせると、すごい成果が出る。
自己理解プログラムでは、これに、大事なこと(価値観)
を掛け合わせることで、本当にやりたいことが見つかります。
ですが、受講後と、本書を読んだ後の正直な感想として
そこまでせずとも、才能と好きなことが組み合わさればものすごい成果が得られると思います。
理由としては、好きなことと、自分の価値観が繋がるからです。
例えば、金融やお金が好きということは、価値観として
「余裕・安心」や、「達成・成功」等があるのだとわかります。
そういった面から言っても、才能×好きなことの組み合わせはすごい成果を生むと思います。
自分の場合は、コツコツと積み重ねられる才能があります。
そこに、「ギターで演奏することが好き」という好きなことが重なり
1日5~6時間練習して、ギターが上手くなりました。
それも、つい毎日やってしまっていて、好きなことなので、全く苦ではなく、というか、
やらずにいられない楽しい事でした。
これが、逆にコツコツする練習が嫌いで、音楽に興味もない人なら,こんな苦痛な事はないかと思います。
才能×好きなことの組み合わせを盤石にするだけで
人生は「楽勝モード」になれると強く思います。
人生をよりよく、自分の持っているものを活かして、他人に貢献し、感謝される。
とても大切なことだと思います。
才能に迷っている人は、ぜひ本書を手にとって、ワークに取り組むことをおすすめします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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