13歳から分かる!7つの習慣 自分を変えるレッスン 7つの習慣編集部

読書感想

こんにちわ!

今回は、13歳から分かる、7つの習慣~自分を変えるレッスン~について

感想と解説をしていきたいと思います。

超有名な、自己啓発本の始祖?ともいえるべきスティーブン・R・コヴィー氏の

7つの習慣。自分も昔読んだような気もするのですが、

記憶があいまいだったので、今回分かりやすそうな

こちらの本を購入してみました。

結論。めっちゃ分かりやすくて良かったです!

ハード本等の正規の本に二の足を踏んでいる人には強くお勧めします。

本の概要、著者について

人生を充実させるためにはどうしたらいいか。

どうすれば各々が幸せな人生を歩めるのであろうか。

この問題を解決するために、著者スティーブン・R・コヴィー氏が

生涯をささげ完成させた普遍的な哲学「7つの習慣」。

自己啓発本の基本中の基本ともいえるものです。

それを、日本人向け、且つ誰でも読みやすいように

短く分かりやすい文章で書いた本です。

著者スティーブン氏は、この「7つの習慣」を1989年に出版し、

それは40か国語に翻訳され、世界で4000万部を売り上げた。

2012年7月、79歳で永眠。

誰に向けての本か

・職場の人間関係で悩んでいる人

・成功哲学の基礎を易しく学びたい人

・普遍的な、良い習慣を身に着けて人生を充実させたい人

要するに、ほぼすべての人に当てはまる。

自分の人生、充実しなくてもいいやと思っている人は

あまり居ないかと思います。

この「7つの習慣」のエッセンスを一つだけでも良いので

身に着けられれば、人生が悪い方向にはいかないと思います。

なぜ自分はこの本を選んだのか。

・成功哲学の基礎について知りたかったから。

・長年読み続けられている本こそ時代に流されない原理原則が学べると思ったから。

・ハードカバーの正規版だと、翻訳書独特の言い回しや例が多くわずわらしそうな気がしたから。

・正規版よりも安く、エッセンスが詰まって居そうだと思ったから。

元来自分は日本語が横書きになっている本は好きではないのだが、

絵や図が多くなると、縦書きよりも横書きの方が分かりやすいのだろうと

思い、その点は諦めた。(この本は横書きです)

印象に残ったエピソード

有名な大きな石と小さな石、砂の話。

ここでも登場します。というか、7つの習慣が恐らく

この話のオリジナルなのでしょうか

バケツに小さな石を先に入れて、そのあと大きな石を入れました。大きな石が入りきらず、はみ出してしまう。大きな石を先に入れ、そのあと小さな石をバケツに入れると、大きな石はしっかり収まり、余った空間も無駄なく使えます。時間の使い方もこれと同じ。まず優先しなくてはいけないのは、あなたにとって一番大切な最優先事項です。

本書では、重要だけど緊急性がない事に時間を使うように言っています。

これをバケツと石に例えたのですね。

重要だけど緊急でないことは、時間をとってやっておかないと、

いざ緊急になった時に慌てふためくことになります。

非常に重要な事かと思います。

思い当たる節がありますよね。自分もそうです。

自分の人生で、重要だけど緊急性がない事を探して、

それについて考える時間を使っていきたいと思いました。

ある大工が、新しい色のペンキをいつものペンキ屋から仕入れたいと考えていた。普段からペンキ屋で、信頼関係も出来ている。そこで、こちらの予算とペンキ屋の希望の金額について話し合う事にした。ところが、お互いに納得できる価格で折り合う事が出来なかった。大工はこう言った。

「今回は見送りましょう!ぜひまたの機会に!

これは、第4の習慣「Win-winを意識する」という項目であったエピソードです。

お互いの落としどころを見つけようと努力するけど、どうしても

話しが合わない場合は、No Deal。つまり、結論を出さないことを選ぶのです。

取引には、Lose-Win、Win-Lose等色々な場合がありますが、基本的には、

自分だけ、相手だけの利点を優先せず、相手も自分も良くなる方向で

考えるべきですが、どうしても折り合いがつかない場合は、

仕方ない!またにしよう。ということで、関係を壊さないまま、維持できる。

この考え方って、中々出来ないですよね。

自分は結構調和を大事にする方なので、LoseーWinになっちゃう場合も多いですが、

またにしましょう。と言えることで、とても気が楽になりました。

心に響いた一節

心に響いた一節は、第5の習慣

「まず理解に徹し、そして理解される」です。

ここではこんな一節がありました。

間違った聞き方について。

それは、自分の過去の経験、自叙伝を語ってしまう事だ。相手の言葉に反応する時は、自分の視点で、賛成する、反対する等の評価をしたり、自分の経験を元にアドバイスをしたりしています。これを、「自叙伝的反応」と呼びます。

この聞き方だと、相手の事を理解したいという気持ちよりも、自分の考え方を分かってほしいという気持ちの方が強く前に出てしまっているからです。

これは身につまされる話ですよね。

自分も、若い子の相談に乗ったりするときに

「あー、俺もそういう事あったなあ。俺の時はね・・・」

と、ついついやってしまい、武勇伝的な話をしてしまう事が

ありました(;’∀’)

まずは、相手の話をただ聞き、相手を理解することで、

相手との信頼関係を築き、そのあとで自分を理解してもらう。

水を含ませたスポンジと同じで、相手のスポンジにある水を

絞り切ってからでないと、自分の水を受け入れてもらう事はできない。

そんなことを思いました。

これは、前回ご紹介した「心の中の幸福のバケツ」にも

通じる話かなと思いました。

まとめ

13歳から分かる!7つの習慣。

これは13歳じゃなくても、本当にお勧めできる書籍です。

なにしろ分かりやすい。エッセンスだけがギュッと詰め込まれてて、

軽く読めるので、いつもカバンに入れておいても大丈夫です。

既に7版発行されているのを見ても、売れてる理由が分かります。

個人的には、この7つの習慣、第5までを実践できるだけでも

とても人間として魅力がある人かと思います。

そうなれるように、意識して人の話を聞くことを

実践していこうかと思います。

第7の習慣「刃を研ぐ」は、基本的な習慣の部分でもあり

これもまた非常に大事ではありますが。

刃は常に研いで、健康第一で生きたいと思います。

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