こんにちは。かずまです。
今回は、認知の歪みの一つである
すべき思考について解説していきます。
自分や他人に厳しい思考のひとつで
マナーや礼儀を重んじる日本人には
おそらく1番多い認知の歪みとも
いえるかもしれません。
今回はこの思考について
深掘りしていきます。
すべき思考とは
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すべき思考とは
「~でなければならない」
「~であるべきだ」
と考えてしまう、認知の歪みの一種です。
完璧主義とも言えますよね。
完璧なことは素晴らしいことでは
ありますが、
それを無理に他人や、自分の心に
押し付けることで
他人や自分を責めてしまい、
ネガティブな気持ちや、怒りの気持ちに
陥ってしまう。
良い面も悪い面もある思考の
ひとつです。
では、このような思考に陥らないように
するためには、どうすればいいのでしょうか。
陥りがちな状況
べき思考に陥りがちな状況とは
どんな状況でしょうか。
大きく5点、解説していきます。
- 怒りを感じた時
- できないことで自分を責める時
- 自分の価値観に合わない時
- 人の行動が許せない時
- 完璧、最高の仕上がりを求める時
次の項で、順に解説していきます。
怒りを感じた時
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人が怒りを感じるときは、
べき思考に陥っていることが非常に
多いです。
自分がやってほしいことをしなかった。
自分がやってほしくないことをした。
こうあるべきなのにそうじゃない。
こんな時に、人は怒りを感じて、
べき思考に陥ってしまいます。
出来ないことで自分を責める時
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やろうとして挑戦したのに
できなかった。
こんな時に、自分を責める「べき思考」が
出てきてしまいます。
なんでできないんだろう。の裏側には
「もっとできなければならない」
「人に嫌われてはならない」
などのべき思考が隠れています。
これは自分を苦しめて、
ネガティブな思考にしてしまいます。
自分の価値観に合わない時
自分の価値観似合わない行動を
しているときにも、べき思考に
陥ってしまいます。
本当はこんなことはしたくないのに。
わたしはこうあるべきだ。
実際に価値観に従う行動は必要ですが、
あまりにも過剰になってしまうと、
生きづらくなって自分を追い込んでしまいます。
人の行動が許せない時
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例えば、元気そうな若者が
平然と混んでいでいる電車内で
座っています。
その若者の目の前に老人が立っている。
そんな場合はつい
「元気そうな若者が座り、
老人が立っているのは許せない」
そう思ってしまいますよね。
でも、実は若者はヘルプマーク所持者だったり
見えない障害があったり
その可能性も否定できません。
老人は逆に健脚な方で、電車は
立って乗りたい主義の人かも
しれませんよね。
こんなふうに、許せないと感じたときに
すべき思考に陥ってしまいます。
完璧、最高の仕上がりを求める時
![](https://byoug-b-m-n-y.com/wp-content/uploads/2023/11/image-19-1024x767.jpg)
仕事で完璧を求めたい。
もっと仕事を最高の状態にしたい。
そんな気持ちは誰でもありますが、
行き過ぎた場合、
これは完璧であるべき。
常に最高の状態であるべき。
等と、自分や他人を追い詰めてしまいます
すべき思考に対する対処法
~すべき思考に陥らないようにするには
大きく以下の4点が考えられます。
- 自分や他人に対して寛容になる
- コントロールできない事に反応しない
- 完璧はないものと知る。
- 一呼吸おいて冷静になる。
自分や他人に対して寛容になる
自分が出来ないことに対して嫌になったり、
他人が望むように動いてくれないことに
怒りを抱いてしまったり。こういうことは
よくあるのではないでしょうか。
少し自分や他人を許してあげることで
べき思考が緩んでいくかと思います。
コントロールできないことに反応しない
自分のコントロールできないことに対して
いちいち反応していらだったり、
落ち込んだりしていると、疲れてしまいますよね。
例えば、赤信号に対して怒っても、
赤をすぐに青にすることは出来ませんよね。
それと同じで、今陥っている状況は
自分がコントロールできることなのか?
と考えてみて、もし自分の範囲外の事であれば
考えても怒っても仕方ない。
そう考えられることで、べき思考から
脱却するきっかけになると思います。
完璧はないものと知る
全てにおいて、完璧というものは
存在しない。こう認識することで
べき思考から脱却できます。
普通に過ごしていても、何かしら
不測の事態は必ず起きるし、
完璧を目指すのはいいですが、
相手もそれを臨んでいるとは
限りません。
70~80点とれれば御の字と
考えれば、べき思考から脱却できる。
そう思います。
一呼吸置いて、冷静になる。
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~すべき!と思ってしまったときは、
一旦一呼吸おいて考えてみること。
怒りは6秒間我慢すると収まるといいます。
落ち込む際も、反射的にネガティブにならずに
少し時間を置いて振り返ってみると、
そこまで落ち込む状況でもないことも
よくあります。
一呼吸おいて、冷静になってみると
~すべき!ではない事も多いです。
まとめ
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今回は、よく陥りがちな
すべき思考について解説しました。
つい価値観を押し付けてしまい、
自分や他人に厳しくなったり、
結果が得られず落ち込んでしまったり。
少し凝り固まった思考を柔軟にできれば
楽に、しなやかに生きられるように
なっていきますね。
最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
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