こんにちわ!カズマです。
新型コロナ陽性になってしまい、しばし休養しておりました。
気を取り直して、今回は初心者ギタリストさん向けの記事です。
バンドを組んで、スタジオに入って
「ギターの音が痛い!」とか
「なんか音が違う。キンキンする」とか
他のパートメンバーに言われたことはないでしょうか?
自分も、初心者の頃は「耳が痛い」とか
「音が変?」等言われ、どうしたらいいのか
分からず、悩んだ経験があります。
今回は、初心者ギタリストさんにありがちな
音作りの間違いと、ギター歴25年の筆者が編み出した
正しい音作りのコツを紹介したいと思います。
では、まず最初に結論です。
- ギターアンプを耳の高さにして音作りする。
- 原曲のギターの音を
よく聴く。 - 歪ませ過ぎない。
音作りはシンプルに。 - 何事も準備が肝心。
個人練習でじっくり音作り。
では順に解説していきます。
1.ギターアンプを耳の高さにして音作りする
ギターの音作りって、
みなさんどうやってますか?
- ギターアンプから音を出して作る。
- ギターアンプにヘッドホンで音作りする。
- エフェクター内蔵のプリアンプ、
ヘッドホンアウトから
音作りする。 - MTR等ラインで音作りする。
- パソコンにギターを繋いで
音作りする・・・等
等々、近年色々な形で音を作る機会はあるかと思いますが、
実際ギターアンプから音を出す方法が
一番シンプルだし、
スタジオ練習等の場合は
必然的にそうなるかと思います。
その際は、ギターアンプを
自分の方に向けてみましょう。
家で作った音と、
実際の出音(でおと)の違いが
よくわかりますし、
実際の出音を聴いて音を調整することで
出したい音に近づくはずです。
また、ライブの時はアンプ前にマイクを立てて
ギターの音を拾う場合が多いです。
なので、アンプのスピーカー正面の音が
実際ライブで会場に鳴り響く事になります。
その面からも、スピーカーに耳を向けて、
出来たら耳を近づけて音作りをするのが
理にかなっています。
2.原曲のギターの音を良く聴く
2つ目のコツとして、
原曲のギターの音をよ~~く
聴くことです。
自分もそうだったのですが、イメージで
「歪み具合はこの位で~、音質はこんな感じ」
みたいな音の作り方だと、まぁ失敗します。
原曲のギターソロ、バッキングのギターの音を
最低でも20回、改めてよーく
聴いてみましょう。
その時はあくまでも「聴くだけ」です。
一緒に弾いたりせず、「聴くだけ」に集中しましょう。
それから、その音に少しでも近づける音質に、
自分のギターの音を寄せていきます。
- 歪み具合はどうか?
- 音質は?高域寄り?低域寄り?細い?太い?
- エフェクターのかけ具合は?
- リバーブ(残響音のことです)の残り具合は?
等々、聴きなれた曲でも、改めて聴いてみると、
「気付き」が沢山あるはずです。
「プロのアーティスト」の音の真似をすることで、
格段に音作りが上手になるので、騙されたと思って
やってみてください。
3.歪ませ過ぎない。音作りはシンプルに
初心者ギタリストさんがやりがちな
「ギター歪ませ過ぎ問題」です。
自分も当然やりました(笑)
歪ませるのがカッコいい!と勘違いしますが
歪ませ過ぎると、ハウリングはするし音は細くなるし
良い事が何もないです。
- 歪みは少ない方が音が通る!
- エフェクターはシンプルなほうが際立つ!
- エフェクターは最小使用必須。同時使用は×
歪み具合は少ない方が「圧倒的に」音が通ります。
歪ませすぎると音に芯がなくなり、グシャッとしてしまい、
何を弾いているのか分からなくなります。
また、空間系のエフェクターも、なるべく単体で
シンプルな使い方がインパクトが出ますよ。
4.個人練習でじっくり音作り
最後におすすめなのが、「個人練習で音作りすること」
個人でスタジオを借りて音作りとか、
勿体ない!
と思う人もいるかもしれませんが、
自分はそうは思いません。
理由は以下の点です。
- 誰にも邪魔されず、じっくり音作りができる
- 原曲を爆音で流しながら、音作り&練習ができる
- MarshallやJC-120等のアンプを
好き放題いじれる - 音作りを記録して、
セッティング時間が短縮できる。
ライブハウスにあるようなスタックアンプや
大容量のアンプを使って、自分の出したい音を
作れれば、本番も納得のいく音で
演奏できます。
自分の身の回りでも、
良い音を出しているギタリストは、
実際にライブ使用アンプを鳴らせる環境があるか、
個人練習でしっかり音作りしている人が
多いです。
ヘッドホンで普段練習してる人は、
バンド練習の時に
音を調整する方も多いかと思いますが、
個人練習でスタジオ予約し、
音作りの時間を作ることを
強くおすすめします!
1時間800円~1000円位で良い音になるなら
コスパがいいと思いますよ。
まとめ
今回は、お客さんやバンドメンバーに
「ギター、良い音だね!」と言われるよう
なるための4つのコツという内容で解説しました。
周りから褒められるようになるには、
意識した音作りや、努力が必要だと
思います。是非取り組んでみてください。
ギターの音作りやバンド練習のコツに際して、
以下の記事でも解説していますので、併せて
読んでみてください。
尚、音作りのコツのひとつである、
ギターアンプを自分の耳に向ける
というのがありましたが、
アンプスタンドを使うと簡単に角度が
付けられるので、おすすめです。
床にアンプを置くと、下の階にも響いたりするので
その面でも合った方が一石二鳥になります。
この記事がお役に立てたなら幸いです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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