スキー歴30年の筆者が調光ゴーグルを5年間使って分かったメリットデメリット

スキー関連

こんにちは!かずまです。

今回は、スノースポーツで必ず
使用するであろう「ゴーグル」
それも、ここ数年で主流になりつつ
ある「調光レンズ」について、
詳しく解説していきます。

私はスキー暦としては30年以上になります。
今まで様々なメーカーのゴーグルを
使ってきましたが、
5年ほど前から調光レンズに切り替えて
50回ほど使用しています。

この記事を読むことで、
調光ゴーグルが気になる人や、
買おうかどうか迷っている人の
参考になれば幸いです。

曇りなので目が透けています。


私は、調光ゴーグルを採用した
結果、本当に雪山で快適に過ごせるように
なったので、今回
「カメレオンレンズ」
とも言われる、調光レンズについて
自分なりに良い点悪い点を
まとめてみることにしました。

この記事で分かること

  • 調光レンズの実際の使用感が分かる
  • 調光レンズの良い点悪い点が分かる
  • ゴーグル選びの参考になる。
  • 雪山ライフがもっと快適になる。
  • おすすめの調光レンズゴーグルが分かる

筆者は今まで調光レンズゴーグルを
5年ほど、回数にして30~50日程
使用しています。

その中で気付いた調光レンズの
メリット、デメリット
や、
良い調光レンズの選び方、取り扱い方
解説していきます!
この記事が皆様のゴーグル選びの参考になれば幸いです。

結論!

調光レンズは雪山に最適!
買って後悔はなし!

というのが、私の感想です。

ナイター時。かなり透明なレンズになっています。

いままで色々なゴーグルを使ってきましたが、

  • 曇ってくると見にくい。
  • 晴れていると眩しく感じる。
  • ナイターだと暗くてしんどい。
  • 夕方になると暗く感じる。
  • 斜面の凹凸が見にくい。
  • かといってゴーグル使い分けは面倒

などと、ゴーグルに関しては、満足度で
言うところの、80点どころか
50点位(汗)
なんとかだましだまし使っていたのです。
それが、調光レンズに切り替えた途端、
上記の不満点が一気に解消されました。

満点とはいかないまでも、
少なくとも80点~90点の満足度で
視界を良好に保ちながら、スキーを
することができています。
今ではなくてはならない
雪山の相棒です。


そんな調光レンズですが、
使ってみて分かった
調光レンズのメリット・デメリットに
ついて解説していきます。

調光レンズの良い点悪い点

では、調光レンズのメリットデメリットを
挙げていきますね。

一般的に言われていることも踏まえつつ、
筆者の使用レビューも交えて
解説していきます。

調光レンズの良い点

変わりやすい山の天候に対応可能なこと!

そう。良い点はこの1点のみです。

一点のみなのですが、このメリットが
雪山で過ごす上では非常に大きいんです。

曇っている夕方のスキー場は本当に見にくいです。。。

山の天気ってとても変わりやすいです。

「さっきまで晴れていたのに、
15分後には吹雪になっている」

なんていうのも、珍しい話ではないです。

朝、晴れていたからと、晴れの日対応の
暗めのゴーグルで滑りに出ても、
天候が急変し、晴れの日用のゴーグルでは
暗くて見づらくなってしまう。

当然、斜面の凹凸も見づらい。
足を取られたりして転んだり、
最悪、他の滑走者に気づかずに
衝突。怪我をしてしまう可能性も

おおいにあります。

結果的に、折角スキーに来たのに、
視界不良のせいで楽しめない。

そうはなりたくないものです。

調光ゴーグルを使用している場合、
晴れだとレンズは暗くなり、
曇りの場合はレンズが薄くなる
ので
天候の急変にも即座に対応できます。

こんな感じになることもあります。

雪山ならではの天候急変に
対応できること。
これって、スキーやスノーボードを
楽しむ上で、かなり大事なことだと
思いませんか?

調光レンズの悪い点

調光レンズのデメリットを
挙げていきます。
一般的に言われていることですが、
このような内容になります。

  1. 反応速度が若干遅い。
  2. 低温下は反応速度が低下する。
  3. 調整範囲にも限界がある。
  4. コストが高め
  5. 経年劣化しやすい。

反応速度が若干遅い

調光レンズは、暗くなるのは早いが
明るく戻るのは少し時間がかかるという
報告があります。

特にゴンドラ等を利用する場合、
ゴーグルをつけたままゴンドラ内に
入ると、最初は暗く感じたりするようです。

普段ゴンドラをよく利用する
私の体験談ですが、
結論としては
「あまり気にならない」です。

いつもお世話になっているヤケビ1ゴンです。

ゴンドラ内ではゴーグルは基本的に
外しますし、そもそも滑っていないので
対して気になりません。

ゴンドラ内でゴーグルをしてから
外に出る場合でも、体感ですが、
全く気にならないというのが
正直なところです。

低温下では反応速度が低下する

調光レンズの特長として、
低温下(-5~-10℃)あたりから
明確にレンズの調光時間が変化する
とのことです。

なので、極寒地で滑走する人には
あまり向かない可能性があります。

ただ、私の体感として。
志賀高原の横手山や渋峠などの
標高の高くて気温が低いスキー場でも
何度も使用していますが
(実際-20℃近い気温でも使用してます)

「色が全然変わらない!」

といった感覚は感じられませんでした。


これは調光レンズの質にもよるのかも
しれませんが、私の使っているものに
関しては問題なかったです。

神経質な方は気になる可能性も
あるかもしれませんが、
あまり気にする必要はないのでは?
というのが正直なところです。

調整範囲にも限界がある

調光レンズには、調光範囲が
定められている場合が多いです。

今の技術では、まったくの透明から
真っ暗まで色が変わるようなレンズは
ないので、仕方ないことではあります。

自分の使用環境や視力等に合わせて
最適な範囲の調光ゴーグルを選ぶ
必要性があります
ね。

私のおすすめですが、
「なるべく明るめ」を選ぶほうが
満足感が高いと思います。

というのも、若い方は、
明暗の調整力に優れているのですが、
加齢に伴って、目の調整力が落ちてきて
段々暗いところで見づらくなってくる

からです。

明るめのほうが、曇や雪降りでも
見やすいのも事実です。

なので、調光レンズは基本の明るさが
明るめのものがおすすめです。
具体的には、可視光線透過率50%前後だと
好ましいと思います。

コストが高め

調光レンズは、一般的なゴーグルと違い、
レンズに特殊な塗料を塗るため、
価格が高くなりがちです。
これは仕方のないことです。

でも考えてみると、
天候に合わせてゴーグルを2個、3個と
持つことを考えると、思ったよりも
安上がり
だと思います。

実際、スキー場にスペアのゴーグルやレンズを
持って行くというのも面倒でしょうしね。

経年劣化しやすい

調べてみて分かったのですが、
調光レンズは、4~5年で
経年劣化するようです。

というのも、調光レンズには、
紫外線を受けると形が変わる分子
(フォトクロミック分子)が
入っています。

この分子ですが、何千回も何万回も
暗い~明るいを繰り返すことで、
分子が疲労して、明暗の切り替え時間が
悪くなるとのことです。

分子も疲労するのか。。。と
面白いなと感じました。

実際、新品と比べてどのくらい
劣化したのかテストする方法があるので
ご紹介します。

晴れた日に屋外でできる調光レンズ劣化確認方法
  • 室内でレンズを透明状態にする
  • 快晴の屋外に持ち出す
  • 直射日光に1~2分当てる
  • 何分で暗くなるか測る
  • 室内に戻る
  • 何分で透明になるか測る

目安として
20~40秒で濃くなれば正常。
1分以上かかる、もしくは変化無しなら
劣化してきている。

ということです。

また、1~2分で透明になれば良好
5分以上戻るのに時間がかかる場合は
劣化傾向にあるとのことです。

ここでひとつ。
考えてみると、ゴーグル自体
スポンジの寿命
もありますし、
大体良いところ7~8年ほどで
顔に当たるスポンジが経年劣化で
ボロボロになって取り換え時期が
来るのでは?
と思います。
気をつけて使っていても、
どうしても傷もつきますしね。

そう考えると、寿命の5~6年も、
そこまで短くもないのでは?

感じるのですが。いかがでしょうか。


おすすめの調光ゴーグル

では、筆者おすすめの調光ゴーグルを
挙げていきます。

  1. SWANS OUTBACK ULTRA調光ミラーモデル
  2. Smith I/O MAG XL Photochromic
  3. SWANS Snow Goggle Photochromic FZ
  4. Smith skyline XL Rose flash

SWANS OUTBACK ULTRA調光ミラーモデル

  • 雪面の凹凸を強調するウルトラレンズ
  • ライトグレー/シルバーミラー
  • 換気システムでレンズの曇りを抑える。
  • 平面レンズ
  • 晴天~曇天、降雪時、ナイターまでカバー
  • 悪天候時の見えない不安を解消する、
    裸眼に近い明るめの視界色
  • 可視光線透過率15%~60%
    (S1~S3クラスをカバー)

SWANSの上位ラインだけに、
非常に優秀なゴーグルです。

私もお店で試してみましたが、
他の所謂「ジャパンフィット」に比べ
非常に顔にフィット。
さすが日本製!と感動しました。

調光範囲も15~60%と広く、
晴天からナイターまで幅広く使える
素晴らしい調光ゴーグルだと思います。

あとは、SWANSだけなのですが、
換気システムであるA-Blowシステム
というものがあります。

レンズの両サイドにあるボタンで
レンズがゴーグルから持ち上がります。
これにより内部の湿気を出せるとのことです。

汗っかきの人や、春スキー等では
活躍しそうな機能ですね。

Smith I/O MAG Photochromic

  • 晴天用と曇天用の2枚の調光レンズ付属
  • 可視光線透過率16%~55%(Pro調光)
  • レンズカバー付属
  • アンチフォグインナーレンズ
  • MAGレンズチェンジシステム
  • TLTレンズテクノロジー
  • マグネットシステムでレンズ交換が簡単

調光レンズといえばSMITH、と言っても
過言ではないでしょう。
調光レンズをスノーゴーグルに
持ち込んだのも
SMITHだと思います。

有名ブランドだけに、
かなりお値段は張りますが
レンズが2枚付属しているので、
お得です。

私もSMITHのゴーグルを
使っていますが、
-10度の吹雪でもゴーグルが曇ったり、
凍結したりせず、非常に快適です。

ゴーグルのつけ外しも非常に簡単で、
最初は
「滑っているうちに外れないかな?」
と思っていたのですが、全然平気でした。

MAGシェンジシステムを採用していて、
レンズ交換が非常に簡単なのも良いです。
私のSMITHゴーグルはMAGではないので
レンズを外してのメンテナンス等が、
かなり大変・・・・。

初心者から上級者までおすすめできるモデルです。

SWANS Snow Goggle Photochromic FZ

  • レンズカテゴリーS0~S3
  • 可視光線透過率18%~80%
  • PREMIUM ANTHI-FOGシステム
  • CLARITEX MESH仕様
  • 安心の日本製
  • レンズカラーはクリア
  • 小顔にもフィットするクラシカルモデル

まずは調光範囲が非常に広いのが特徴の
このモデル。
どんな天候でもカバーできます。
価格も抑えられていて、
調光レンズ入門にもぴったりです。

ゴーグルのレンズには
対応の天候によるカテゴリーがあります。
S0~S3までのほぼすべてのカテゴリーを抑えているゴーグルは少ないので、非常におすすめです。

CLARITEX MESH仕様により、
雪が降る日でも、ゴーグル上部の換気口に
雪が付くのを抑えるため、ゴーグル内部が
曇りにくい構造になっています。

また、プレミアムアンチフォグシステムを
採用しているため、ダブルで曇りにくいです。

女性や小中学生にもおすすめできるモデルです。

Smith skyline XL Rose flash

  • リムレスフレームモデル
  • 球面レンズの為視界が広い
  • 眼鏡対応。
  • どちらかというとスキーヤー向け

私が今現在使っているのが
このモデルです。

色はROSE FLASHになりますが、
Photochromapopのレンズは
雪面の凹凸もかなり見やすく
裸眼と比べると非常に滑りやすいです。


球面レンズなので、ほぼ180度視界が
開けていて、とても見やすいです。

平面レンズだったら他の人と
衝突していたかも?
という場面も、何度も経験しています。

ひとつ難点として、レンズのつけ外しが
かなり難しいです。

リムレスフレームだからなのでしょうか。
上側のレンズがハマる部分が固く、
いつも親指が痛くなります(汗)

このモデルは既に廃盤になっています。
気になる方はネットに残っているうちに
早めに抑えておきましょう。

まとめ

今回は、
スキー歴30年の筆者が
調光ゴーグルを使って分かった
メリットデメリット

という内容でした。

素晴らしい技術の調光レンズ。
使い慣れてしまうと、
もう調光レンズ以外のゴーグル
を使いたいと思えなくなるほど
便利です。

何度も言いますが、
山の天気って
かなり変わりやすいですし、
朝と夕方で日差しの当たり方も
変わって、斜面が暗くなったりも
します。

そのような地形変化、時間変化、
天候変化の3つに対応できるのは
調光レンズ採用のゴーグルだけです。

もちろんデメリットもありますが
それをもってしても便利さが勝つ。

というのが私が5年ほど使用した感想です。

今現在調光ゴーグルにしようか悩んでいる方の
参考になれば幸いです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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