2025~2026シーズンスキー試乗会レビュー

スキー関連

こんにちは!かずまです。

夏真っ盛りな今の時期ですが、
今回は私の趣味でもあるスキーの試乗レビューを
してみたいと思います。

実は今年の冬、スキーの試乗会に参加していたのですが、
レビューを書いておらず。
試乗会自体参加したのも初めてなのに
レビューしないなんて勿体ない!

ということで、初試乗会参加者の初レビューです。
温かい目で読んでみてください。

2025年2月に行われたHEADの試乗会と
2025年3月に行われたメーカー混合の試乗会

の2日間のまとめレビューとなります。

会場・天候及び自身スペック

2日間とも同じ会場でした。

スキー場:ぶらんしゅたかやまスキー場

2月8日 HEAD試乗会

天候 朝は雪、気温-11度
   日中は-7度程。雪質は固め

早朝到着です。

結構雪が降ってました。そして寒い。。。
ぶらんしゅは気温が低いので雪質がかなり良いと感じます。

日中はこんな感じで快晴でした(^o^)

ワクワクしながら人生初試乗会に参加!

試乗した人のスペック

スキー歴は30年程。

レース等のガチ競技勢ではなく、
ずっとレジャースキーヤーです。

年齢40代中盤
身長173cm 体重65キロ程度 中肉中背な体型。
使用板はHEAD E-original 163cm
ブーツはHEAD Vector 100 
スキーの技術的には2級程度だと思われます。
(検定受けたことなし)
コブ斜面は苦手。主に圧雪されたバーンが好物です。

要するに
「下手だけどスキー好きなおっさん」って感じです(笑)
今使用している板が激烈小回りよりの板なので、
どうしてもそれとの比較になってしまうと思いますが、
ご容赦ください。

ではHEADから試乗会のレビューをしていきます。

HEAD

Supershape e-Magnum 163cm

163cm R:(11.9 m) サイドカット:(126/72/110 mm)

HEADの試乗会で一番乗ってみたかったのが
このMagnumでした。
かなり人気のある板で、私も今使っている
E-originalと最後までどちらにしようか迷った板です。

最初に滑って感じたのが「安定感」
サイドカットのウエストが72あるからだと思いますが、
ちょっとボコボコしたところに行っても
安定して滑れる。
そして操作性も良い。
本当にオールマイティーな板だなあと感じました。

これ一台でどこにでもいけるって感じます。
スピードもある程度出せるし、幅広なので怖くない。

「安定・万能」という言葉がぴったりの板でした。

反面、あまり尖ったところがないので
そのあたりが少しつまらないと感じてしまうかも。

人気がある板というのも、うなづけます。

Supershape e-speed 163cm

163cm R:(12.7m) サイドカット:(119/68/102 mm)

続いて試乗したのがE-speedです。

一言で言うと
「キレ」かなあ。。という感じ。

というのも、私の履いているE-originalとあまり
乗り味の違いを感じられなかったです。
強いて言うなら、「直進性があるかな」
という感じ。

小回り板ですが、中回りでも滑りたいし、
スピードも出したい!というレジャースキーヤー向けな
板かな。という感じ。

といっても、E-originalでも中回りまでは
全然できるので、ちょっと中途半端な感じです。

私とよくスキーに行く同志が、E-speedの170cmを
履いています。
この板の特性を出したいのなら、E-speedの
163cmを履くのではなく、
絶対に170cmを履いた方が満足感があるな。と
感じました。

KORE 88 Ti 177cm

177cm R:(16m) サイドカット:(128/88/172 mm)

  • 特徴待望のモデルチェンジを遂げたKOREシリーズ。
    どっしりとした安定感が特徴的なスキーです。
    キレ、走りより、どんなコンディションでも落ち着いて滑りたいユーザーに特におすすめしたい一台です。

というメーカーのおすすめはさておき。。。

初めてファットスキーを試してみたのですが、
「う~ん・・・これは・・・」

という感じでした。

パウダースノーやオフピステを滑りたい人以外は
あまり必要ないかも?と感じました。

長さもあるせいか、取り回しもしづらいし。
スピードを出すと板がバタついてあまり安定もしません。
キレもなく、もっさりと曲がっていく感じ。
う~ん、楽しくないな・・・と思い、一回降りて返却。

何事も適材適所ですね・・・。

WC REBELS E-RACE PRO 170cm

170cm R:( 14.8 m) サイドカット:( 117 / 68 / 102 mm)

初めてプレート入りの板に乗って見たのですが。。

衝撃でした。

恐るべき直進安定性。
スピードを出していくと板が固くなっていく感覚。
ボコボコでも大丈夫な抜群の安定感。

曲がりにくいな。と感じたのは、おそらく脚力不足。
もう少し荷重をかければ曲がっていくはず。

スピードを出してもバタつかず怖くないし、
自然に滑ると中回り~大回りになっていく板。
しっかり踏まないと曲がっていかないですし、
踏めばエッジががっつり噛んで、ギュ~っと
大回りに曲がっていきます。

広めのゲレンデをこれに乗って大回りで
かっ飛ばしたら、さぞかし気持ちよさそうだなと
感じました。
快楽系ドーパミン分泌板!という印象です。

長さは170cm以上ないと、この板の良いところを
引き出せないのでは?とも感じました。

スピード狂の方にはおすすめです(^o^)

WC Rebels e.SLR 156cm

156cm R:11.2 SIDECUT : 123-66-107mm

短めの板しかなかったのですが試乗。

レスポンスも良くて扱いやすい印象でした!

スピードブルーの見た目がかっこいいですが、
エントリーモデルなので、Supershapeよりも
値段が安いのが良いところ。

自分くらいの腕ならこれくらいでもいいのかも?
という印象。

いかんせん板が短くて少し不安定さを感じたかな。
女性でも扱いやすくて良い感じです。

スピードブルーの見た目が好きで、
扱いやすいスキーを探している人には
おすすめできる板だと思います。

WC Rebels e.GLR 163cm

163cm R:12.8位?( m) サイドカット:(120-68-101mm)

スピードブルーのエントリーモデルの中でも
ジャイアントスラローム用の中~大回り用の板です。

滑っていて感じたのは

「長さの割に安定感があるな」という点と
「スピードを出しても大丈夫だな」という点。
扱いやすさも感じました!

E-race proよりは安定感に欠けますが
より扱いやすくて、かつ中回り~大回りも
してみたい人には良い板なのではないかな。と
感じます。

あとは、見た目がカッコいい!(これ大事)

3月8日編

これ以降は3月8日に行われた
SPOPIAシラトリさん主催の試乗会です。

この日はそこまで寒くなく、
日中は0度近くまで気温も上がりました。
そのせいでバーンはかなり荒れていて
ボコボコになっているところも多かった印象。

2月の試乗会がとても楽しかったので、
友人を誘って二人で参加した試乗会でした。
10本近く板に乗ってきました!

では、順番にレビューしていきます。

SALOMON

S/RACE SL PRO+I12 TL GW 165cm

165cm R:(13 m) サイドカット:(121/68/104 mm)

今話題のI CONビンディングではない、I12ビンディングです。

初めてサロモンの板を履いたのですが、キレもあるし
滑っていても強さを感じないのは、プレート入のおかげ。

且つ、扱いやすさもあって、素直に

「良い板だなあ・・・・」という印象。

ICONビンディングのものも試してみたかった
のですが、中々帰ってこず汗

でもこれも、とても良い板だなと感じました。

私は腕の割にスピード出すので、やはり
プレート入りのほうが安心感があります。

小回りよりの板ですが、中~大回りも全く問題なく
こなせる万能板!って感じです。

スピードは出すけど、扱いやすさも捨てがたい。
そんな人には良い板だと思います。

ADDIKT+MI12 GW 170cm

170cm R:(14 m) サイドカット:(123/72/103 mm)

ADDICT Proのほうを試してみたかったのですが、
どなたかが履いていた為、やむなく通常のものをチョイス。

まずはじめに、見た目が派手(笑)

滑った感じですが、一言でいうと
「微妙」でした。

170cmを履いたので安定感はあったのですが、
キレもいまいち、取り回しもいまいち。
反応も弱め?
スピードを出すとバタつき気味。

これなら、HEADのE-speedを履いたほうが
爽快感があるな。と感じました。

尚、同志がADDICT PROを履いたのですが、
そちらは「めちゃくちゃ良かった」とのこと。
安定感もあってスピードも出せる!と
ベタ褒めでした。

PROじゃない方は、あまり疲れるのが好きではない人や
高齢の方など、まったりと滑りたい人向けだと思います。

個人的にはPRO、乗りたかったな(T_T)

ATOMIC

REDSTER S9i REVOSHOCK S+I12 GW 165cm

165cm R:( 12.5 m) サイドカット:( 118 / 68 / 104 mm)

ATOMICの板も今回始めての試乗。

まず感じたのは「板の重み」。
そして素晴らしい安定感。
スピードを出してもボコボコにとらわれず
進み続ける印象は、まるで戦車。
REVOSHOCKがしっかりと効いています。
普通のプレート入りの板とは、また
感覚が違うんですよね。
「板自体の重みでバタつきを抑えている」
という印象です。

でも扱いにくいか?というと、そうでもない。
傾ければ曲がるし、当然踏んでも
カービングしていきます。

ただし、扱いやすいか?と言われると、
そこは微妙なところです。
特に自分のようなレジャースキーヤーに
乗りこなせるか?と問われると、
自信がないですね(汗)

逆に脚力がしっかりある方や
体重や身長がある方にとっては、
鬼に金棒な感じの板なのではないかと
思います。

赤と黒を貴重としたATOMICの板は
なによりカッコいいですしね。

良い板だと思います!

VOLKL

RACETIGER SL RMOTION-T12 165cm

165cm R:(12.6 m) サイドカット:(126/67/102 mm)

前から乗ってみたかった名機
レースタイガーのSLです。

今自分はHEADのE-originalに乗っているので、
同じ小回り機同士の比較になるのですが、
レースタイガーの方がオールマイティーよりな
感覚ですね。

しっかりと斜面に板が張り付いていく感覚が
ありますし、結構オートマチックに曲がっていきます。
中~大回りも全然イケる。
そして板自体も軽い、扱いやすい。

キレ自体はE-originalの方があると思いますが、
安定感はレースタイガーの方があるな。と思います。
(若干ではありますが)

好みですかね。。。
私は尖ったE-originalの方が好きですが、
レースタイガーの方が万人受けする板ですね!

あとは、見た目が派手でカッコいいです(笑)

OGASAKA

TC-S+FM585 160cm

160cm R:( 11.8 m) サイドカット:( 116/65/102 mm)

OGASAKAの板も初試乗。

若干短めの板ではありますが、ばっちりと
安定しているのはプレートのおかげか。

カービングもしやすいし、非常に反応も良いです。
ちょっと滑ってすぐに気に入りました!

サイドカットのウエストが65と、自身の板よりも
細くておどろきでしたが、それ以上に、
細いのに安定感があるのがもっとおどろきでした。

ヘッド部分も他の板と比べて角ばっていて、
いわゆる「ハンマーヘッド」というらしいです。
傾けて曲がる。というよりは、荷重をかけて
ターンするほうがこの板の良いところを
出せるな。と感じました。

STOCKLI

LASER SL 165cm

165cm R:( 13.6 m)サイドカット:( 120/66/98 mm)

初の超高級板、STOCKLIに初試乗。
ドキドキです(笑)

先に試乗した同志が大絶賛していたのですが、
その理由に納得。
軽いのに安定感あり、
扱いやすく直進性もあって、
スピードを出してもばたつかず怖くない。
反応も素晴らしく足元に全く不安がない。

プレートも入っていないはずなのに、、
なんか不思議な感覚でした。

乗りては変わっていないのに、
上手くなったように感じてしまう板でした。
なんだこれは。。。という感じ。
今回の試乗した板の中で一番の不思議ちゃん板。
これは高くても欲しくなる。。

しっかし。。。高い(笑)
定価28万は、ゲレンデに無造作に置いておくには
勇気が必要な価格です(汗)
もうこれを買ったら、ランチと休憩は無しです。

Bluemoris

S-potion FDT TPX 12 160cm

160cm R:( 11.9 m) サイドカット:( 118/65/101 mm)

こちらも初試乗ブルーモリス。
ブルーモリスといえば、私の好きなスキーヤー
大川奈々さんのスポンサーです。

かわいいし、教えるのも上手です(^o^)

というわけで、スキーの方ですが、
まず感じたのは「キレる!」

サイドカットが細いせいもありますが、
板の重みもある関係か、非常にするどい
カービングが描ける印象でした!

そしてもう一つは「操作性」
切り返すときもサクっと切り替えが聞き
足元がキビキビ動く感覚があります。

今回私が試乗した板はプレート無しだったせいか
柔らかさも感じました。
でもスピードを出してもブレずに
恐怖感を感じない作りは、流石。

安定感と軽さ、柔らかさの両立って、
相反する感じで難しいと思うのですが、
それを見事に両立している印象でした。

コブでも絶対に滑りやすいと思います。
(私は苦手なのでやりませんが(笑)

ブルーモリスHP

まとめ

今年の冬に試乗してきたものを
今回一気にレビューしてみました。

初めて試乗会に参加したのですが、
それぞれ板にこんなに違いがあるのかと
本当に驚きました。

また、プレート入りの板を試せたことで、
「スピードを出すならプレートは必要」
ということも感じました。

自身の板HEADには、EMCという
板のバタつきを抑える仕組みがあるのですが、
それ以上にプレートの重要性を痛感できたのは
試乗会に参加して色々試せて得られた感想です。
何事も参加してみるものですね(^o^)

今回試した板の中から自分が気に入った板を
3枚選んでみました。

  1. STOCKLI LASER SL
  2. SALOMON E-RASE SL PRO
  3. OGASAKA TC-S+FM585 160cm

この3本かなと思います!

中でもSTOCKLIは他の板とは違って
「不思議な板」という感じ。

ストックリーを試せただけでも、今回参加した
価値はあったのかもしれない。
それくらい衝撃でした。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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